神様・ジョーダンは、レブロンとの比較をどう考えているのか?

「もし今から20年経てば、皆さんの評価においてレブロンは私を超えてくるでしょう。その結果は理解できるし、それについて意見を言うことはありません。もし、何か尋ねられても答えることもないでしょう。なぜなら、アスリートが望むのは自分の中で最高のアスリートになることだから。レブロンとの比較は関係ないのです」

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そう語るのは“神様”マイケル・ジョーダンだ。レブロンが名門レイカーズを優勝に導き、ジョーダンとのG.O.A.T(NBA史上最高プレイヤー)論争が再び熱を帯びている現在。今はまだ多くの人がジョーダンを支持するなか、ジョーダン本人は将来的にレブロンの方が評価されるだろうと考えているようだ。

そんなジョーダンとレブロンにはプレイスタイルも含めて多くの違いがあるが、その中でも最も大きな違いの1つといえばNBAへの入り方があるだろう。ジョーダンは大学を3年間経験してNBA入りしたのに対し、レブロンは高卒でNBAキャリアをスタートさせた。NBA選手が「大学を経験するべきかどうか」は度々話題に上がるトピックだ。この問題についてジョーダンはどのように考えているのだろうか?

「4年間大学を経験してからプロになるのか、それとも早くからプロになるのかそこに正解はないけど、あなたはNBAやNCAAがどのように管理するべきだと思っていますか?」という問いに、ジョーダンはこのように述べている。

「私はどちらの意見も尊重しています。実際に私は21歳、大学3年生時にNBA入りしましたが、それは経済的な理由ではなくプロになれるチャンスが来たと感じたからです。私の意見としては、彼らが『プロになって稼ぎたい』と思うのであれば認めてあげるべきだと思う。ただやり方は考える必要があるだろう。野球はいい例だ。マイナーリーグからスタートさせて、レベルが上がれば昇格していく。それは正しいやり方だと思う。バスケットでも一度大学に入ったら、プロになれるレベルまで成熟し、身体とマインドセットをし、正しい教育を受けるまでは大学に留まらなければならない、という義務を負わせるべきだと思う」

現時点では高卒ルーキーのNBA入りは禁止されており、1年以上大学を経験するか、他国のプロリーグを経験してからでなければNBA入りできない。それでも大学やプロを1年で切り上げ、NBA入りするのがトレンドとなっている現在。“神様”ジョーダンが「大学の4年間にはかけがえのない価値がある」と発言しているように、第2の“神様”誕生のためにも、若手選手のキャリアの考え方は常時見直されていくべきなのかもしれない。

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