ジョーダン対レブロン コート外での“史上最高対決” 軍配は?

歴代ベストプレイヤー(G.O.A.T)論争をするとき、候補となる選手はNBAチャンピオン、得点王、シーズンおよびファイナルMVP、最優秀守備選手賞のどれか1つ以上の獲得が必須だ。

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現役時代にどれか1つを受賞したことがある選手はそれなりの人数がいる。しかし、1シーズンで5つのうち4つを受賞したことがあるというスペシャルな選手はNBAの歴史上で4人しかいない。それがマイケル・ジョーダン、シャキール・オニール、ハキーム・オラジュワン、カリーム=アブドゥル・ジャバーの4人である。彼ら4人のうち、なんと3人がセンターであり、バスケットがいかに“ビッグマン”のスポーツかが良くわかるだろう。

しかし、他の3人がキャリアを通して1回の達成であるのに対して、198cmのガード、マイケル・ジョーダンは唯一4回(シーズン)も達成しているのだ。そして、このすべての賞を獲得したことがある選手もジョーダンただ1人なのだ。一方でレブロンはというと、キャリアで4つの賞を獲得している。それらを達成しているのは前述の4人プラス、コービー・ブライアント、ウィルト・チェンバレン、ケビン・デュラント、デビッド・ロビンソンの4人を加えたNBA史上9人だけの偉業だが、やはりジョーダンの実績をみると物足りないように感じてしまう。

では、ミシガン大学“ファブ5”の一員としても知られる元NBAスターのジェイレン・ローズはプレイヤー、解説者目線でこのG.O.A.T論争をどう思っているのだろうか。ジェイレンは自身の番組『JALEN&JACOBY』でこのように話している。

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「レブロンがマイアミ・ヒート在籍時に、クリス・ボッシュが健康であり続け、ウェイドやパット・ライリーGM、エリック・スポールストラHCと長く戦っていれば、もっと早くジョーダンの成績に近づけただろう。今はレイカーズでAD(アンソニー・デービス)と共にチームを作り始め、まだまだレブロンはMVPレースに毎度名が挙がるほど第一線で活躍できているため、チャンスがあるのは確かだろう。
そして、人々はジョーダンの話をする時、彼のタフネスや競争本能の話をしたがる。しかし、彼は舌を出してプレイし、スタイリッシュな体型で、未だに人気があるシューズを世に出した史上最も美しいプレイヤーである。だからレブロンはまだまだコートで証明すべきことがあるね。ただ、コートの外では明らかにNo.1と言えるだろう。社会的奉仕活動や、与える影響の大きさを考えれば、彼のコート外での存在はまるで“ビル・ラッセル(NBA史上最多11回の優勝を誇るレジェンド。チームを勝たせることに長けたディフェンシブセンターの代名詞的存在である彼の功績を称え、NBAファイナルMVPは“ビル・ラッセル賞”となっている。)”さ」と発言。

コートの中でのプレイに関して言えばジョーダンの右に出るものはいないとし、ただコート外での振る舞いはレブロンがNBA史上最高の人物だと褒め称えた。そしてもうひとりのホスト、レブロンの大ファンのJacobyもこれは認めざるを得ない事実だと述べる。

「ジェイレン、僕はレブロン・ジェームズの大ファンだけど、そんな僕からしても現時点では客観的に見ればあきらかにジョーダンがG.O.A.Tだ。得点王の回数はジョーダンが10回に対してレブロンは1回だし、最優秀守備選手賞は取ったこともない。現在35歳のレブロンがまだジョーダン追いつける可能性があるのは分かるけど、ぼくはもう待てないね。感情は抜きにして、ジョーダンがG.O.A.Tでレブロンは追いつけるかもしれない、というくらいだ。もうこの議論の結果はこれでいいよね?」

「ああ、3連覇という偉業を2度も達成しているのがジョーダンだからね」

レブロンが優勝したことにより、ジョーダンとのG.O.A.T論争が再び熱を帯びているが、ジョーダンがG.O.A.Tだという結論がほとんど。年月が経つにつれ、皆ジョーダンのすごさを改めて感じているようだ。

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