「Suga」は私の分身、新たな人格 ミーガン・ジー・スタリオン、新EPリリース

ミーガン・ジー・スタリオンの9曲入りEP『Suga』。期待と注目が集まるなかでリリースされたこの作品は、フルアルバムではないものの、シーンにおける自身の存在を誇示するのに十分な意欲作だ。

本作ではガンナ、ケラーニをゲストに迎えたことも注目されているが、何よりミーガン自身が彼女の様々な側面を臆することなく表現している点が、最も評価されるべきところだろう。先行シングル「B.I.T.C.H」でも彼女は、強くありながらも繊細で複雑な内面を表現している。

Megan Thee Stallion/YouTube

「本当にごちゃまぜ」と話すミーガン。Sugaは彼女の分身、いわばオルター・エゴであり、新たな人格・キャラクター名だという。
「私のこの頭の中には、いろんな性格やキャラクターがいるのよ。で、今作ではこのSugaっていう人格をみんなに紹介して表現したかった。みんなに、“繊細で脆いギャングスタだっている”ってことを言いたかったの。今のみんなは、完璧でいなきゃいけないって思ってるじゃない? SNSのせいでパーフェクトでスキが無いことが求められるようになってしまった。でも私は嘘をつきたくない。だって私は完璧じゃないもの。“私は完璧よ”だなんて、言ったことがない。生きていると、毎日いろんなことが起こるわ。いろんなことが起こるけど、私はなんとか生きている。Sugaっていうキャラクターはそういうところから来てるって言えるわね」

実際に、このEPは“いろんなことが起こる”なかでリリースされた。『Suga』のリリースまでの間、彼女は印税やツアーの売り上げの分配などを巡ってレーベル<1501 Entertainment>と法廷で争っており、最終的にテキサス州がレーベルに対して保全命令を下したことで、実質ミーガンが勝訴したという経緯があった。この判決が下らなかったら、本作もリリースされていなかったかもしれない。「生きていると、毎日いろんなことが起こるわ。いろんなことが起こるけど、私はなんとか生きている」という彼女の言葉はダテではないのだ。

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