麻薬カルテルで悪名高い街の弱小チームを強くする マラドーナ、再起を賭けた戦い

サッカー界のレジェンドで元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナが、メキシコで監督として奮闘する姿を追ったNetflixドキュメンタリー『マラドーナ・イン・メキシコ』。

Netflix/YouTube

2018年、マラドーナが自らの再起をかけて麻薬カルテルの拠点としても知られるメキシコ・シナロア州クリアカンに到着。メキシコリーグ2部の最下位チームだったドラドス・デ・シナロアの監督に就任した。

それまでシナロア・カルテルの首領“エル・チャポ”ことホアキン・グスマンの逃走が最も大きなニュースだったというクリアカンの街では、スーパースターであるマラドーナの新監督就任にメディアやサポーターたちが熱狂。

自身と同様に貧しい家庭を出自に持つ者が多いドラドスの選手たちを率いることになったマラドーナは、「皆のためにサッカーを改革したい」と語り、低迷するチームの勝利のために全力を尽くす。

世界の注目が集まる中で、マラドーナは監督としてさまざまな顔を見せる。陽気な彼はファンに投げキッスを送り、試合ではドラドスがゴールを決めると歓喜のダンスを踊る。しかし血気盛んな彼は、ときに暴走。審判の判定に不満を爆発させ、相手チームの監督に言いがかりをつけて退場処分を受けることもあった。

あらゆるかたちでチームの士気を高めようとするマラドーナの情熱的な指導により、最下位だったドラドスはトーナメントを勝ち進む快進撃を続けた。そして、リーグ1部昇格をかけた決勝に進出するという、1年前には考えられなかった快挙まで成し遂げる。はたしてチームは悲願の1部リーグへの昇格を果たせるのか。

マラドーナが魅せるドキュメンタリー『マラドーナ・イン・メキシコ』は、Netflixで独占配信中。

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