川上憲伸が語る、天才バッター・前田智徳のスゴさ

現役時代は“燃えるエース”として活躍し、日本最高のカットボールの使い手ともいわれる川上憲伸が、自身のYouTubeチャンネルで同時代を駆け抜けた広島カープの“孤高の天才”前田智徳と特別対談を実施。お互いの対戦について語り合った。

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川上と前田の対戦は75打席23安打で、打率.307本塁打0。3割は打たれているものの、本塁打はゼロという成績。前田は川上と勝負をする際には「バットを折ってもしょうがない」という気持ちでバッターボックスに入っていたそうだ。「自分が気に入った試合用のバットは用意しているけど、川上さんが先発だったら、折れてもいいやつを持って試合に行きましたから。それで折れて『よかったよかった。これがもしエースのバットだったら、俺はへこんどったわ』って(笑)」と、ぶっちゃけた。

すると川上は2008年のオールスターのときに、グローブやユニフォーム一式を前田にプレゼントしたことを告白。前田と同じ県立熊本工業高校出身の荒木雅博を介してのことだったそうで、前田によるとオールスターで打たれた川上に「縁起悪いやろ、ちょうだい!」とアプローチをかけたのだとか。川上が「もう誰かにあげたんですか?」と問いかけると、前田は「あるに決まっているじゃないですか」と、上原浩治のグローブと同様、メジャーリーガーのグローブはしっかりと保管していることを明かした。

最後に、バッター・前田について川上は「本当に前田さんだけはフォアボールを覚悟で。アウトコース1本で抑えられるバッターではない。インコースも難しく打てるバッターだし、上からもかぶせられる。だからバッターは前田さんのスイング練習を真似すればいいんじゃないか」と、リスペクトを贈っていた。

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