このドーピング野郎! “悪童”ネリ、悶絶KO負けにSNS大歓喜

米カリフォルニア州カーソルで開催されたWBA・WBCスーパーバンタム級タイトルマッチで、WBC同級王者ルイス・ネリ(メキシコ)がWBA同級正規王者ブランドン・“The Heartbreaker”フィゲロア(米国)に7ラウンドKO負けで初黒星を喫し王座陥落したが、日本国内はもちろんのこと、この日を待望していたボクシングファンは少なくないだろう。

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無敗対決とあって多くの注目を集めたこの一戦。丸く刈り上げた金髪でリングに登場したネリと壮絶な打ち合いを繰り広げたフィゲロア。初回からアグレッシブに攻めるネリに対し、フィゲロアも的確なパンチで応戦。勝敗が決したのは7ラウンドだった。疲れが見え始めたネリが反撃し連打するが、打ち合いの中でフィゲロアの鋭い左ボディがヒット。左フックのモーションに入っていたネリは、そのまま悶絶してゆっくりとリングに崩れ落ちた。

「努力が実ったよ。相手が疲れていたのは分かっていて、コーナーからもゴーサインがでた。この試合に勝って、9月にステファン・フルトンと試合がしたかった」とフィゲロアは試合後のインタビューで喜びを語った。

ネリの陥落は多くの人々が待ち望んでいた。2017年8月、WBC世界タイトルマッチで“神の左”を持つ当時の王者・山中慎介にKO勝利を収めたネリにドーピングが発覚。不自然なほど張った筋肉と毛深さに疑問の声が上がった。そして翌年に行われた再戦でも、リミットを大幅に上回る2.3キロの体重超過。当然ネリの王座は剥奪されたが、試合の結果は山中の2回TKO負け。山中が人生をかけて築き上げてきたボクシングキャリアは、非道な相手に一瞬にして奪い去られた。

ボクシング解説者のキャメロン・ジロン氏は「ネリがストップされたのはボクシング界にとって大満足な結果だよ。彼のドーピングは山中慎介という偉大なチャンピオンのキャリアを台無しにした。またリングに戻ってボクシングをしていること自体間違っている」と今回の結果について解説するとともに、ネリと彼を擁護する立場を取ったWBCを痛烈に批判した。

その他、日本だけでなく海外でもネリの敗戦にTwitterが湧いた。

「汚いことをやる奴。山中戦を含め、いつも体重超過。山中に勝った試合だって、体重差が歴然。122パウンドで、あいつより体格のいいボクサーに叩きのめされて当然の結果。山中があのボディブローをお茶でも飲みながら笑顔で見ていたらいいな」

「あのドーピング野郎にボディショットでストップがかかってスッキリした」

「WBC、あなた達が彼を罰しなかったから、彼は代わりに試合で罰された。この事を一生思い出させてあげる #fucktheWBC」

「今日はあのズルの折れ曲がる姿が見れて最高」

「ドーピングで山中に勝ったことを一生許さない。絶対にこの試合に負けてほしい」(※試合前の投稿)

この勝利でフィゲロアは次戦で現WBO世界スーパーバンタム級王者のステファン・フルトンとの統一戦が期待される。2人は長い間中傷合戦が続いているだけに、ようやくリング決着が見れそうだ。

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