「流血や性描写が過激」など口出しされない Netflix『ラブ・デス&ロボット』はクリエイティビティの限界を押し広げた

目の肥えたNetflixユーザーから大きな注目を集めている短編アニメシリーズ『ラブ、デス&ロボット』。ご存知デヴィッド・フィンチャーやティム・ミラーなど大作映画を手がける有名監督たちが製作に関わった、ハイクオリティなアニメが揃っている。

ティム・ミラー監督は、このシリーズを製作した目的について「優れた短編のストーリーと世界中で製作される素晴らしいアニメーションを融合させて、あくまでも大人のための作品を製作することを目指している。いっさい子ども向けには製作していないよ」と明言している。

Netflix/YouTube

地上波で見られるようなアニメでは不可能なレベルの過激描写を可能にしているのは、もちろん自由度の高いNetflixの製作環境によるところも大きい。ミラー監督も「良いと思える作品に対して、リスクはあっても“流血シーンや性的な描写が過激すぎる”などと口出しされることはない。おかげでクリエイティビティの限界を押し広げることができる」と満足げだ。

さらに監督は、短編シリーズとして製作する上で斬新な作品を追求したかったとも語る。魅力的なストーリーテリングからアニメでの表現方法までを思案しながら、ホラー、SF、ファンタジーなど多岐にわたるジャンル、シリーズ中の一遍『魂をむさぼる魔物』のようなレトロな作風のアニメだったり、はたまた『シェイプ・シフター』『ラッキー・サーティーン』のような3Dアニメなど様々なスタイルを取り入れ、多彩な作品が詰まったシリーズを作り上げた。

また、アジアを舞台にした『グッド・ハンティング』は韓国のアニメスタジオと製作するなど、グローバルにプロジェクトを進めてもいる。世界中の製作スタッフと仕事をするにあたって、「言語はそこまで重要ではなく、クリエイティビティが国や地域を超えて表現される」と感じるそうだ。

多くの才能ある製作スタッフによって作り上げられていることに注目しつつ、このアニメシリーズを観てみてはいかがだろう。第2シーズン(Volume 2)の製作もすでに決定している『ラブ、デス&ロボット』はNetflixで独占配信中。

Netflix/YouTube

Netflix/YouTube

Netflix/YouTube

TAGS