レトロな映画ポスターをオマージュ ルイ・ヴィトン、2020年秋冬ルックブック

Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)が発表した2020年秋冬コレクションのルックブックに、女優のソフィー・ターナーやクロエ・グレース・モレッツをはじめ、日本からは菊地凛子、韓国からはペ・ドゥナなど、世界各国の俳優やアーティストなど豪華な23名が起用されている。仕掛け人は、2013年からルイ・ヴィトンのクリエイティブディレクターを務めている、ニコラ・ジェスキエールだ。

今回のルックブックは、「ファッションとは、小説である」をコンセプトに、モデルを務めたセレブを主人公とした架空の小説や映画の表紙やポスター風に構成されている。全体的に70年代〜80年代のホラーやSFを思わせるデザインで、ファッションがそれぞれの物語を伝えているという、まさに「着る図書館」だ。

菊地凛子が演じているのは、SF映画のヒロイン。宇宙船に搭乗した彼女が着ているのは、地球防衛軍のユニフォームを思わせるジャケットとパンツ。“宇宙の運命は彼女が握っている”というストーリーが壮大な敵との戦いを想像させる。

ルイ・ヴィトンのメンズウェア部門アーティスティックディレクターであるヴァージル・アブローが、以前に「(ファッションの未来は)自分の知識と個性に、ヴィンテージ感を加えて表現するようになる」と発言をしている。今回のルックブックは、レトロ感を持ちつつも現代社会を反映し、そして未来も見据えている。まさしく、ルイ・ヴィトンのビジョンを体現した、現在・過去・未来のマッシュアップとも言えるだろう。

ルックブックに掲載されている作品は全部で24種類。この「着る図書館」に行ったなら、あなたはどの本を手に取るだろうか?

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