白人視点ではない黒人の現実 膝つき抗議の“信念の男” コリン・キャパニックの青春時代をNetflixが描く

NFLで活躍したクォーターバックであり、現在は市民活動家としても知られるコリン・キャパニックの青春時代を描くNetflixリミテッドシリーズ『Colin in Black&White(原題)』の製作が進んでいる。

コリンはサンフランシスコ・49ersに所属していた2016年に、人種差別に抗議して国歌斉唱の際に起立を拒否したことで議論を呼んだ。その後、彼はNFLでプレイする機会はなく、フリーエージェントとなっている。

全6話で構成されるこのシリーズは、現在も人種差別に対する抗議活動を続けるコリンの礎となった高校時代を中心に振り返る内容となる。白人家庭の養子となった黒人少年がクォーターバックとしての才能を開花させ、自らのアイデンティティを見出す日々が描かれるという。

監督を務めるのは、キング牧師にまつわる映画『グローリー/明日への行進』(2014年)を手掛けたエヴァ・デュヴァネイ。脚本は、彼女が2019年に手掛けたNetflixリミテッドシリーズ『ボクらを見る目』でもタッグを組んだマイケル・スターブリー。同作はエミー賞で<脚本賞>を含めた16部門にノミネートされるなど高い評価を受けた。本作ではコリン、エヴァ、マイケルが製作総指揮も務める。

コリンは本作について「人種や黒人にまつわる物語は白人の視点で描かれることが多いけど、我々は黒人が直面する異なる現実を新たな視点から眺めようとしている。自分が高校時代に白人コミュニティで黒人の養子として直面した人種問題を掘り下げていく。これらのストーリーをエヴァとのコラボレーションによって世界に届けられるのは光栄だ」と語る。

エヴァ監督は「コリン・キャパニックは自らの抗議活動によって、人種や正義について国を巻き込んだ議論に火をつけ、アメリカンフットボール、文化、彼自身などへ広範囲に渡る影響を与えた。コリンのストーリーは、アイデンティティ、スポーツ、そして抗議を続ける不屈の精神と立ち直る力について多くを物語る」と語っている。

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