コービー・ブライアントは超負けず嫌い “世界一のラッパー”が思い出を語る

元NBA選手のマット・バーンズとスティーブン・ジャクソンがホストを務めるポッドキャスト番組『ALL THE SMOKE』に出演したリル・ウェインが、不慮の事故により早すぎる死を迎えてしまったNBAのスーパースター、コービー・ブライアントへの想いを語った。

SHOWTIME Basketball/YouTube

「まずなにより、R.I.P.って言わないとね。彼とあのヘリに乗ってた全員に。あと、ご遺族にもご加護と忍耐を」

個人的にも交流のあったウェインがコービーとの関係性や交流を明かしてくれた。

「オレにとってコービーこそがG.O.A.T.(greatest of all time:時代を超えて最高)だったよ。コート上、オフのときや練習でどうだったとか、ガキの頃にジョーダンみたいなレジェンドの話を聞くことはあっても、現役のころに近くにいたわけじゃないじゃん。でもコービーは現役時代に出会ったわけで、リアルにアイツがどういうプレイヤーか分かるわけよ。ものすごい競争心の強い奴でさ、握手一つにしたって、こっちよりも強く握らなきゃ気がすまないんだもん(笑)。最初話したとき、オレのラップの一節を歌い出したんだ。オレは“おいおい、オレのこと本当に知ってるのかい?”って聞いたのよ。そしたらライムから何から完璧にラップしだした。オレは“わかった、もうわかった”って感じだった。だから、ああいう人間がオレの何をリスペクトしてくれてたかって考えると、それはきっとオレの競争心とか負けず嫌いだったんだと思う。そこに共感してたんじゃないかな」

2003年にウェインはエージェント事務所を創設しており、現在は自身やドレイク、ニッキー・ミナージュなどのアーティストだけでなく、多くのバスケ、アメフト選手とも契約を結んでいる。

「エージェント契約を結ぶことで、選手たちを手助けすることができると思いついてから全力で取り組んでる。最初は相手にされるかどうかわからなかったけど、オレに連絡くれたり会社にコンタクト取ってくれる選手たちがたくさんいて、それだけでもオレは本当に光栄に思ってる。嬉しいね」

スポーツ選手が自分を鼓舞するために、試合や競技の前に好きな曲を聴くというエピソードはよくある。だが、ミュージシャンであるウェインもまた、スポーツ選手たちに刺激され、鼓舞されて今日の自分があるのだろう。純粋なファンとして、そしてエージェンシーの社長として、スポーツを応援できる立場にあることは、彼にとって大きな喜びにちがいない。

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