「死んでも知らねえぞ」 “チクリ野郎”テカシ69、危険地帯 シカゴのラッパー勢が死刑宣告

自宅軟禁を解かれ、9月4日には新作アルバム『TattleTales』をリリースした“スニッチ野郎”“ちくりネズミ”ことテカシ・シックスナイン(Tekashi 6ix9ine)。懲役47年のところを当局に仲間を売る司法取引で出所したことで、ヒップホップ界、ギャング界を問わず全方位的に疎まれ・嫌われ・憎まれているが、それでも傍若無人ぶりとビッグマウスは止まらない。

先月は故ニプシー・ハッスルの地元LAを突然訪れたが、今回はシカゴに登場した様子をSNSで拡散させまくっている。この動画でテカシはシカゴの裏通りを歩き、地元名物のファストフードなどを頬張りながらアルバム『TattleTales』を宣伝。

威勢良く「アルバムを確保しとけよ、みんな!」とプロモする合間、「気をつけろよ、殺し屋に狙われてるかもしれないから頭低くしてたほうがいいぜ……」などと皮肉っぽいジョークを挟むなど、減らず口は相変わらずだ。

さらに、突然持っていた酒瓶から地面にリカーをこぼし始め「これはシカゴで死んでいったラッパーたちのためだぜ」などと言い出すシーンがあるが、これにはさすがの地元ラッパーたちもキレそうになったらしい。動画にはシカゴのシーンを代表する面々がリプを残している。リル・リーズは「オマエ、近所をコソコソしてたらしいなLol インターネットで調子に乗って殺されても知らねえぞ69よ」と警告すると、リル・ダークも「FBIどもがシカゴに集合だな。みんな避難してたほうがいいぜ」とコメント。キング・フォンはシンプルに合掌マークの絵文字でリプ。

“チクリ野郎”が死んでいった連中を哀悼するなんて冒涜でしかないだろう。なぜなら、そもそも仲間を売るような裏切り野郎のせいで消されるのが常だからだ。実際にリル・リーズも昨年銃撃されているのだ。

シカゴはイラク戦争の情勢とかけて“Chiraq(シャイラク)”と地元ラッパーたちが呼ぶほど、かなりタフなフッド(地域)である。地元ラッパー勢からすれば「せいぜい気をつけろよ、クソネズミ」という感じだろうか。この他にも、大勢セキュリティを引き連れてシカゴのショッピングモールを練り歩くテカシと、それに絡もうとする男性の動画もネットに上がっている。

ちなみにテカシの新作アルバム『TattleTales』にはニッキー・ミナージュ、スマイルズ、エイコンといったビッグネームが参加しており、テカシの話題性(良くも悪くも)注目度は相当なもの。テカシ・シックスナインは、果たして天才的戦略家か、ただのバカか。それはいずれ歴史が証明するだろうが、それでもやはり彼がそれまで長生きするとは、到底思えないのである。

TAGS