Lets F**king Go! ミーガン・ラピノーら女子サッカー米国代表、世界を変えるもう一つの戦い

2019年のFIFA女子ワールドカップで優勝したアメリカ代表チームにまつわるドキュメンタリー『LFG(原題)』が、6月24日より米動画サービスHBO Maxで配信開始される。

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アメリカ女子代表チームはかねてより男女の賃金格差の是正を主張し、2年前に米国サッカー連盟を訴えている。そんな彼女たちの姿を追ったスポーツドキュメンタリーを手掛けるのは、2013年のアカデミー賞において『イノセンテの描く未来』で短編ドキュメンタリー賞を受賞したショーン&アンドレア・ファイン監督。主将としてチームを優勝に導いたミーガン・ラピノーをはじめ、ジェシカ・マクドナルド、ベッキー・サワーブラン、ケリー・オハラ、サム・メウィスといった代表選手たちが出演している。

予告編では、2019年に女子ワールドカップ優勝を祝う表彰セレモニーでミーガンがスピーチをする姿が映し出される。「私たちのチームにはピンクの髪や紫の髪の人がいる。タトゥーをしている人、ドレッドヘアの人、白人、黒人も」と多様性や平等を受け入れ、「私たちはスポーツをする。私たちはサッカーをする。でも、私たちはそれ以上でもある」と自分たちの役割を訴えている。

ミーガンは「どこでもストーリーは同じ。女性は同じ仕事をしても賃金が少ない」、ジェシカは「お金がかかる育児のために、代表になっても給与以外にコーチの仕事もしないとやりくりできない」、ベッキーは男子サッカーが優遇されることに対して「フラストレーションや憤りをおぼえる。平等じゃない」と訴える。

観客席のファンたちが「USA」コールに加えて、男女選手の平等な賃金を訴えるスローガン「EQUAL PAY」と叫びながら応援する様子を観て感激する選手たち。女子サッカー史上最多となる4度目のワールドカップ優勝を成し遂げたことで、彼女たちの運動はさらなる理解やサポートを得られるようになったようだ。ミーガンは「世界に味方ができた」と笑顔を見せる。

予告編は「時は来た」「Lets F**king Go!(行こう!)」と選手たちがそれぞれ声を上げる映像で締めくくられる。本作のタイトル『LFG』は、その掛け声の略となっている。

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