新型コロナウイルスの影響でNBAレギュラーシーズンの全試合が中断してから、早くも2ヶ月あまりが経過した。その間、落胆する多くのバスケットボールファンをなぐさめ、夢中にさせてくれたのはNetflixで配信中の『マイケル・ジョーダン:ラストダンス』ではなかっただろうか。このドキュメンタリーシリーズをきっかけに、ジョーダンについてより深く知ることになった人も多いだろう。
このドキュメンタリーから分かることは、「ジョーダンは成功のためにすべてを犠牲にした」ということ。自身が目指す場所にたどり着くために、友だちや家族とも距離を置き、また“人望”を得ることも後回しにした。6度のNBA制覇はこうして、様々なことを犠牲にした上で達成されたものだった。
ジョーダンに関する論議はつきることがないが、米スポーツチャンネル<ESPN>ではジョーダンとコービー・ブライアント、レブロン・ジェームズを並べ、チームを勝利に導くための“リーダーシップ”について比較した。
出演したジェイ・ウィリアムスによれば、ジョーダンのリーダーシップは、「成功するには犠牲を払え」というマインドを基本にしているがゆえに、チームメイトに対しても冷徹なまでの態度で高い要求をするという。コービーも同様にチームメイトに厳しい面もあるが、しかしジョーダンよりは繊細で親しみやすく、「話す」「導く」といったやり方で仲間を高める方法を取ったと解説。レブロンは感情を直接的に表に出し、ストレートに相手に伝えたりすると分析している。
これに対しポール・ピアースは「規律は必要なんだ。だからオレはジョーダンのやり方が好きだ。自分を高めてくれる」とジョーダンを支持。
ジェイレン・ローズも「ジョーダンのやり方こそリーダーとして求められる姿だ。犠牲のもとに成功があるなら、その犠牲を喜んで払うよ」と続いた。
一方で、MCは現在の若手のなかには厳しい規律を求めてくるリーダーを疎ましく思っている選手もいると指摘する。するとピアースは「今の世代は10代前半からすでに“スター”だと勘違いしがちなんだ。プロになる前からSNSで有名人だったり、好きなものは何でも手にしていたりして自尊心が高い。だから指図されるのを嫌うんだ」と嘆いた。
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