“SNS時代のホワイトチョコレート” 神業パスでNBAをブチ上げるラメロ・ボール

3月に負った手首の怪我により、約1カ月半の欠場を余儀なくされたラメロ・ボール。しかし、それでもここまでのインパクトやプレイぶりは、ミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズと並び今シーズンの新人王候補筆頭だ。

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そんな彼のプレイはなにより見ていて楽しく、エキサイティング。そのプレイは往年の名選手たちの姿を思い出させてくれる。ESPNのNBA専門番組『The Jump』では、ラメロ・ボールの奇想天外なパスの数々から“ホワイトチョコレート”と呼ばれたジェイソン・ウィリアムス(サクラメント・キングス他)の名前を挙げた。

デトロイト・ピストンズ戦の第3Q。ラメロは味方からのパスを右手のみでキャッチしたあと、そのまま剛速球をゴール下にぶん投げる。そこにフリーで走り込んだジャレン・マクダニエルズに対し、ダーツのど真ん中を射るようなピンポイントパス。味方の得点を見事に演出した。

『The Jump』のホストであるレイチェル・ニコラスが「どうですかこのプレイ。ラメロはSNS時代のジェイソン・ウィリアムスと呼んでいいでしょうか?」と聞いたのは、ニュージャージー・ネッツやクリーブランド・キャバリアーズで活躍したリチャード・ジェファーソン。彼はこう答える。

「そうだね。僕は彼をジェイソン・キッドやマジック・ジョンソンのような選手にそのまま例えることはできない。けれども、彼は本当に多くの素晴らしいパスをやってのける。多くの人達は彼のシューティングセンスのことをまず語るけども、彼のパス、例えばこの前の試合で見せたフルコートのアンダーハンドパスは驚いた。あれはほとんどジェイソン・キッドを見ているようだった。」

ジェファーソンはルーキー時代から共にプレイしたキッドと比較しているが、ジェイソン・ウィリアムスとの比較にももちろん同意しており、さらに別の選手をあえて紹介したようだ。

最後にはジェイソン・ウィリアムスのTOP5プレイを紹介。普通のパスでもいいところを首の後ろを通してみたり、スティールから倒れこみながらもピンポイントのパスを送る。極めつけはダンスを踊るかのようなリズムから、バックビハインドからのピンポイントバウンドパスと、一瞬で人々の心を鷲掴みにしてしまう、まさに“映える”プレイが目白押しだった。

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スポーツライターのザック・ローは「彼は毎試合に一度ではなく、5回も6回もこういったパスを魅せてくれる」とコメント。現在ラメロはInstagramで約680万人、Twitterで約86万人のフォロワーがいる。もし、ジェイソン・ウィリアムスが今の時代でプレイしていれば、同じように相当な数のフォロワーを誇っていたことだろう。

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