「金をてっとり早く稼ぎたい」 唯一無二の天才MC、鎮座DOPENESSが優勝を狙う

いよいよ1月9日に豊洲PITで開催する『KING OF KINGS 2020 GRAND CHAMPIONSHIP FINAL』。各地の予選を勝ち抜いたMCたちが本気のフリースタイルでやりあうこのイベントこそが、フリースタイルバトルシーンの頂点を決める大会であり、最重要イベントと言っていいだろう。

9SARI GROUP/YouTube

そして今回、『KING OF KINGS 2020 東日本予選』を優勝し、本大会に乗り込んでくるのが鎮座DOPENESSだ。“乗り込んでくる”という表現が似つかわしくない、ユーモアさえ感じさせる飄々としたスタイルを持ち合わせた唯一無二の存在が、群雄割拠するファイナリストのなかで最注目の一人なのは間違いない。それに加えて、彼が注目されているのには色々と理由がある。

そもそも、しばらくフリースタイルバトルから数年遠ざかっていた鎮座DOPENESS。過去にZeebraから『フリースタイルダンジョン』出演を誘われた際にあっさり断っており、もともとバトルから一定の距離を取っていたため、ブランクがあることは周知の事実だ。だが今回、復帰した途端に予選で優勝してしまったのだから各方面が驚いた。圧倒的なスキルとセンス、ユーモアを併せ持つ、まさにフロウの天才。そのことを改めて思い出させたわけである。

9SARI GROUP/YouTube

動画の冒頭で本人は「まず今回は金が欲しい」と語っている。2019年11月に大麻所持で現行犯逮捕されており、そこからの復活劇にも注目したいところだが、今回のバトル賞金は「違約金と制作費に充てたい」とのことだ。「一石二鳥じゃないですか」「お金をてっとり早く稼ぎたいっすね。ありがたみをもって(笑)」と飄々と話しているが、要は立場的に早くクリーンになって作品作りに取り掛かりたいということだろう。

そんなわけで優勝へ向けて意欲を見せる鎮座DOPENESSだが、立ちはだかるのは各地を代表するファイナリストたち。まるでバラバラのタイプが集結するのがこの大会の面白いところだが、それぞれについてコメントしているのがまた面白い。

「BASEくん、最高っすね。漫画からそのまま飛び出てきたみたいな。いかつくて優しいんすよね」
「(SIMON JAPは)不良ないいお父さん(笑)」
「(漢 a.k.a. GAMIは)普通にファンです」
「MU-TON(笑)は悪いやつですね。あの男は」
「呂布カルマから逃げちゃいけない!(笑) まあ、みんなから逃げちゃいけないんですけどね」

スキル、ウィット、ハート、ハングリーさをもって、どれほどのものを放てるのか。飄々としながらも“DOPENESS TIME”で会場を包み込んでいくだろう。「金っすね(笑)」とうそぶく彼からどんな言葉が繰り出されるのか楽しみだ。

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