ジャッキー・チェンみたいにスケボーで車の上を飛べるのか?

世界を股にかけて活躍する日本が世界に誇るスケートボーダー・池田幸太が、愛車のBMWをオーリーで跳んでみる動画を自身のYouTubeチャンネルにアップした。

池田幸太 kohta ikeda/YouTube

「車を跳んでみたいって欲がずっとあった」と語る池田は、「ジャッキー・チェンの映画でとんでもない技で車を跳んでるのがあって、そろそろ自分も跳んでみようかと。一応バンクを使ってだけど」と、長らく温めてきたその思いを明かす。

池田がスケートボーダーを目指したのも、きっかけはジャッキー・チェンの映画『シティ・ハンター』だったそう。ジャッキーがスケートボードで敵から逃げるワンシーンを見て、“ビビッ”ときてスケートボーダーを志したのだという。

池田幸太 kohta ikeda/YouTube

今年30歳になる池田のスケート歴は20年。14、15歳で初めてスポンサーが物品提供の形でつき、先輩たちにしごかれながら成長したそうだ。当時のことを「その頃からスケボーで食ってくって思ってましたね」と語る。「当時スケボーは不良の遊びと毛嫌いされる時代だったから、『何やってんだ』って周囲の大人には怒られてたけど、根拠のない自信で突き進んでました」と懐かしく振り返る。

その結果、今や日本のスケートシーンを牽引する存在となった池田が、長年の夢だった車跳びに挑戦する時がきた。スケートパークに着くと、まずはウォーミングアップから。障害物ありのルートをスケートボードで颯爽と滑りまくっていく。そして車を跳ぶ前に、まずはベンチでファーストトライ。こちらも難なく決め、いざ愛車のBMWに。

走行ルートに実際に車を横付けすると、周囲のスタッフからも「え、これはさすがに……」「窓ガラスを突き破るかもしれない……」と心配の声が上がる。池田本人は「試せないんだよね」「躊躇した瞬間だめだよね」「ぶっつけ本番でいこう」と車を眺めながら呟く。「一回車をどけて試し跳びをしたほうがいいのでは」との意見も出たが、池田は何度もバンクを直前まで滑り上がって感触を確かめると、本番ライドに。

池田は「さよならBMW!」と冗談まじりに言うと、勢いを付けながらボードで滑り込み、バンクを駆け上がって見事一発で愛車を飛び越えてチャレンジを成功させた。「ウソだあ!」と呆気にとられながらも絶賛するスタッフたち。本人は一発で決めた喜びももちろんありつつ、「よかった、これで車に乗って帰れる」とほっとした表情を見せていたのだった。

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