ジョーダンに続き、コービー・ブライアントも「神様」になった試合

2006年1月22日といえば、コービー・ブライアントが1試合81得点という驚愕のスコアを記録した歴史的な日。かつてラリー・バードがマイケル・ジョーダンの恐るべきパフォーマンスを観て「あれはジョーダンの姿をした神様だった」と評したように、この日のコービーにも“神が降りて来た”。その記録をゲームの流れとともに振り返ってみたい。

ESPN Archive/YouTube

【1Q】
・開始約2分、ドライブからの華麗なダブルクラッチでこの試合初得点を挙げる。
・残り1分44秒、ゴール下で10得点目を記録。
1Qは14得点で終了。相手のトロント・ラプターズは途中からゾーンディフェンスにシフト。

【2Q】
クォーターの約半分はベンチで休憩。
・残り5分50秒、この日1本目の3Pシュートで得点し17点。
・残り1分32秒、ドリブルからのジャンプショットで20点目を記録。
このクォーターでは全部で12点を挙げ、前半だけで26点。

【3Q】
・残り9分37秒、ドライブからのストップ&ジャンプショットで30点。
・残り6分22秒、4本目の3Pシュートで40得点目を記録。このシーズンで40点以上を記録したのは13回目となる。ラプターズはたまらずタイムアウトを要求し、ディフェンスもマンツーマンに変更。
・残り1分12秒、スティールからの速攻で豪快なダンクを決め50点。同シーズン5回目の50得点以上となる。

【4Q】
・残り6分33秒、ジャンプショットで60点目を記録。1987年のジョーダン以来、初めて1シーズンで2回以上の60得点を記録(同シーズン2005年12月20日にキャリアハイ62得点を記録したばかり)。
・残り6分1秒、フリースローで63点目を記録。コービーの新しいキャリアハイが確定。
・残り4分52秒、この日、7本目の3Pシュートで70点目を記録。
・残り4分25秒、ストップ&ジャンプショットで72点目を記録。エルジン・ベイラーが持っていたレイカーズ所属選手の1試合最多得点71点を抜く。
・残り約43秒、フリースローで81点目を挙げる。NBA史上2番目の一試合最多得点記録を樹立。

この試合の最終成績としては、フィールドゴールは46本中28本が成功(61%)、3Pシュートは13本打って7本が成功(54%)、フリースローは20本中18本が決まる(90%)など、超高確率のパフォーマンス。このコービー81得点に対し、レイカーズのそのほかの選手は全員で41ポイントとまさにワンマンショーだった。この日のコービーは師匠のジョーダンにも負けないほど“神がかって”いた。

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