番長・清原和博の知られざる真実 PL学園伝説の男が語る

「自分のありのままを出せる、嘘のつけない男」元プロ野球選手の清原和博のことをこう評するのは、高校野球の名門・PL学園時代に清原の1学年上で、3年時には主将を務めた清水孝悦氏だ。同高野球部OBのホーリーこと堀泰人氏のYouTubeチャンネル『元PL学園ホーリーの野球日記』のなかで、清水氏しか知りえない「清原という男」について語っている。

元PL学園ホーリーの野球日記/YouTube

3年時には清原と桑田真澄投手のKKコンビで春夏連続の甲子園準優勝を経験し、伝説のキャプテンとして知られる清水氏だが、大学卒業後もPL学園のコーチとして14年間グラウンドに立った。現在は大阪・藤井寺で寿司店「ふじ清」を営んでいる。

「当時は“やんちゃくれ”。よう怒られることもするし、自分のありのままを出す。あいつは笑顔が一番いい」と回顧する清水氏。その性格は今も変わらないだろうという。「俺はキャプテンとして、こうしとかなあかんという面もあったし、清原はPLの四番を張っていくうえで、『こうあらねば』というものを絶えず持っていたのでは」と語り、絶えずプレッシャーにさらされる者同士、「清原とは性格的に似たものがあった」と振り返る。

「今まで見てきたなかで(高校入学時点での清原を)超える選手はいなかった」とまで言わしめた清原だが、清水氏によると先輩や後輩を大事にする一面も。面倒見の良さなどで後輩らに慕われた男が、のちに「番長」の愛称をつけられるのも当然のことだったのかもしれない。

一番印象に残ったことを聞かれると「清原も覚えていると思うけど……」と切り出した清水氏。清原が入寮して桑田と清水氏と3人同部屋になった初日の翌朝、6時半の起床時間に1年生が揃って寝過ごしてしまったエピソードを明かす。先輩後輩の礼儀は絶対の野球部寮にあって、清原も桑田も最大の“失策”。部屋に帰ってきた清水氏を2人は正座して待っていたという。

最近、清原が開設したYouTubeチャンネル「清ちゃんスポーツ」にも言及。「おもろいなあ」と登録して見ているという清水氏。バッティングセンターで苦戦する清原の姿を見て「あれができるのが清原。おもろいことをするのが好きなんよな、今でも。格好良くしたらなんぼでも格好良くできるのに」と、あえて飾らず自然な姿をさらけ出す男に「あれでこそ清原」とエールを送りつつ、「1回出してくれ」と付け加えることも忘れなかった。

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