KEIJU(KANDYTOWN)は1ヴァースでキメる。僕と同じハードパンチャー 木村ミノル、最新プレイリスト

木村“フィリップ”ミノルはK-1のリングで鎬(しのぎ)を削るファイターであると同時に、我々と同じく日々配信される最新の音源やMVをチェックし、ストリートの動向に注意を払う熱心なラップファンでもある。この連載では、そんな木村選手のラップと格闘技まみれの日常をお届けしていく。

ーミノルさんも出演されていた「格闘代理戦争」(AbemaTV)の主題歌がKANDYTOWNになりましたね。

ミノル:分かってますよね!代理戦争で使われている「So Far」、素晴らしいですよね。番組が、ちゃんと時代にノれているのを実感しました。例えばですけど、このタイミングでBADHOPを使うのは普通なんですよ。もちろんBADHOPも超素晴らしいんですけど、既にメジャーな存在ですからね。格闘技界の次世代スターを誕生させる番組の主題歌に、これからさらにメジャーになっていくKANDYTOWNを使ったのは良かった。

ーKANDYTOWNだとKEIJUが好きだって言ってましたよね

ミノル:KEIJUは1ヴァースでキメる能力が高い。僕と同じハードパンチャーなんですよ。いろんな有名アーティストから楽曲への参加をオファーされて、どこでもカッチリ決めている。フィーチャリングでも誰よりも印象に残るんです。すごいよなーって思います

―KANDYTOWNのアルバム『ADVISORY』はいかがでしたか?

ミノル:今回のアルバムもカッコイイですよね。リリックが人間の本質をついている感じがします。温かくもあり、聴いていてすごくポジティブになれるアルバムです。ずっとリピートしてます。個人的には「Loca Area」「In Need」がお気に入りです。あと日本のヒップホップだと、kZmとかもよく聞いていますね。

―kZmのフェイバリットを3曲挙げるとしたら?

ミノル:一番好きなのは「Dream Chaser」。結構ヒットした曲で、聞いているとやっぱりエモーショナルになりますよね。気持ちいいのですごくいいバイブスになります。時と場所を問わず聴きたくなる曲ですね。

YENTOWN/YouTube

ミノル:2曲目は「Yuki Nakajo」ですね。この曲は歌詞が良くて「団地のガキすら Know My Name」ってラインがいい。「俺はやってきたぜ」「成功したぜ」みたいな。スムースなフロウもいいし、僕のバイブスを良い方向に持って行ってくれるんで、普段ずっと聴いてます。3曲目はPVがないんですけど、アルバムに収録されてる「Rari」。この曲も聴いてみてほしいですね。

YENTOWN/YouTube

―海外のラッパーだとどうですか?

ミノル:今一番ハマってるのはNLE Choppaの「Shotta Flow」。彼はまだ17歳ぐらいなんですよ。

―メンフィス出身。NLEは「No Love Entertainment」の略だそうです

NLE CHOPPA/YouTube

ミノル:若いこともあって攻撃性と自信が溢れ出てますよね。あとはやっぱりラップが良い。聴いているとアクティブになります。「CAPO」って曲もかっこいい。ピアノがループしているトラックの中毒性がすごいんですよ。聴いてるとテンションがガンガン上がっていきます。彼はメキシコと関わりが深いようで、メキシコの国旗を振ったりしていますね。

WORLDSTARHIPHOP/YouTube

WORLDSTARHIPHOP/YouTube

ミノル:それと結構前に出てきた人なんですけど、Roddy Ricchにもハマってます。曲で言うなら「Every Season」が好きですね。語りっぽいラップで、フロウが気持ち良くて、ずっと聴いてられます。

Roddy Ricch/YouTube

ミノル:彼のラップは落ち着いたトーンなんですけど、決意というか意思みたいなものが感じられるんですよね。そのせいか聴いているとポジティブな気持ちになってくる。そういった意味では、KANDYTOWNと方向性が似ているのかも。あくまで僕の中での話ですけどね(笑)。説明が難しいんですが、批判的であったり攻撃的であったりする曲って、繰り返し聴いていると、どうしても自分のメンタルに影響してくるんです。なのでNLE Choppaは試合に向けてテンションを高めていく時などに聴いてます。

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