「刑務所に入れられるかと思った」 “悪童”ロッドマン、北朝鮮のヤバい話

2013年にエキシビジョン・バスケットボールチーム「ハーレム・グローブトロッターズ」のメンバーと北朝鮮を訪問したデニス・ロッドマン。当時の経験を元世界ヘビー級王者マイク・タイソンのポッドキャストで赤裸々に語った。

「あれはマジでヤバイ経験だったぜ。サイン会でもして、バスケットの試合でもするのかと思ったんだ。オレはアホだから北朝鮮のことなんて何も知らなくてさ。そしたらエージェントから連絡があって、行くのは構わないがとにかく気をつけろって言われたんだ。飛行機が到着するといきなりレッドカーペットでお出迎えさ」

Hotboxin' with Mike Tyson Clips/YouTube

あっという間にスタジオのメンバー全員がロッドマンの話に惹き込まれる。

「初めて北朝鮮へ行ったときはハーレム・グローブトロッターズのメンバーだったんだけど、スーツを着込んだ集団にこちらへどうぞと連れられてさ。オレはてっきりまた何かをしでかして、刑務所へ放り込まれるのかと思ったさ。そしたら連れていかれた先がスタジアムで、王様が座るような椅子がいくつもあって、オレが真ん中に座ったんだ。そしたら、そこで待ち構えていた2万2千人が立ち上がって拍手喝采。オレのためだと思ったから調子に乗って手を振り返したら、君のためじゃないよ、隣りにいる彼のためだって言われた」

ロッドマンの軽妙な語り口にみんな爆笑。ゾーンに入ったときのロッドマンは最高のストーリーテラーでもある。

「彼は一体何者だって聞き返したら、この国のリーダーだと言われたんだ。その直後にまさしくそのリーダーがオレの腕を触って、大丈夫だから気にするなって言うんだ。この国は気に入ったかって聞かれたから、最高にクールだって答えておいたよ」

その後、夕食を一緒に食べたことやウォッカを飲んで一緒に酔っ払った話を続ける。

「とにかく女性はとんでもない美女ばかり。まったく言葉が分からない曲がずっと流れてたんだけど、いきなり英語の曲を1曲入れてきたんだ。聴いたこともない曲だったから、何だよこれって聞いたら、テレビドラマ『ダラス』のテーマ曲って言われたんだ」

思わずMCが「なんでダラスの曲なんだよ」とツッコミを入れるが、肝心のタイソンはロッドマンの話に完全に惹き込まれてしまったのか、一言も発しない。

「曲に耐えられなかったから、次に来るときはパール・ジャムかヴァン・ヘイレン、ローリング・ストーンズにしろって伝えといたんだ。そしたら次に訪朝したとき、頼んだ曲を全部かけてくれたよ。みんなは彼のことを嫌うけど、オレは友達だと思ってるよ」

ロッドマンの話を聞いてうずうずしたのか、タイソンがここで一言。

「タイソンも彼に会いたがってるって伝えておいてくれよな!」

タイソンとロッドマンの二人旅が実現するのなら、とてつもない視聴率を叩き出しそうな予感がする。怖いもの見たさだが、『タイソン&ロッドマン in ノースコリア』実現してほしい。

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