場外乱闘寸前、ストリートファイト上等 ヌルマゴvsファーガソン、壮絶な舌戦を繰り広げる

両者の怪我などを理由に過去4度、対戦が見送られたこともあり、UFC史上最も期待値の高い対戦のひとつだ。先日行われた記者会見で顔を合わせた2人は早くも場外乱闘寸前。激しい舌戦を展開した。

4月18日に新型コロナウイルスの感染拡大を理由に無観客で行う事が予定されているUFCライト級の真の王者を決める一戦、ハビブ・ヌルマゴメドフ対トニー・ファーガソン戦。

UFC - Ultimate Fighting Championship/YouTube

記者がハビブに「この一戦はあなたの持つレガシーにどんな意味をもたらすでしょうか?」と質問し、ハビブが答えようとするとファーガソンが茶化すように割って入る。しかしハビブは冷静沈着に答え続ける。「挑戦者としてトニーと戦う。俺のレガシーに多くをもたらすことになるだろう。彼は最高のファイターだ。ただ残念なのは頭が悪いせいで嫌われていることだ」

ハビブから「頭が悪い」と口撃され火が点いたファーガソンは、「言っておくが俺はちゃんと学校出てる」と言い返しながら、過去のハビブの言動を持ち出し反撃開始。「そういうお前は、高校生相手に生ぬるいケンカしてたよな」「ホームレスに腕立て伏せさせて嘲笑ってたじゃないか」

実際にはハビブは高校生の練習相手になって指導を行っていただけであり、ホームレスに腕立て伏せをさせていたという件も真偽は定かではない。ファーガソンとしてはそれらで焚き付けて、落ち着き払ったハビブを怒らせたかったのか、はたまたハビブの印象を悪くしたかったのか。しかしあまり効果はなかったようだ。トラッシュトークを続け徐々にエスカレートしていくファーガソンとは対照的に、ハビブは不気味なほどに冷静。売り言葉に買い言葉のような場面もなく、記者の質問に淡々と答えていく。

そしてファーガソンにどんなに罵られても、ハビブは現ライト級チャンピオンにリスペクトを忘れない。「ライト級での自身のレガシーを振り返るとき、まだ成し得ていないことがあるように思っていた。それはやはりトニー・ファーガソンに勝つことだ。トニーに勝ってこそ最強のライト級ファイターになれる」
しかし、紳士的な対応だったハビブはジャブを打つ。「残念なことがあるとすれば、トニーはもう年齢的に不利なのではということ。俺が勝ったら『年には勝てない』なんて言われそうじゃないか」と皮肉屋な一発を浴びせた。

すると“年寄り”扱いされたトニーはますますヒートアップ。「お前みたいなあまちゃんはまだ真のストリートファイトを経験してない。俺がどんなものか教えてやる。俺がお前を叩きのめしてやるさ!」と、“ストリートファイト”という言葉を持ち出し自分の優位性を宣言。

すかさずハビブはすかさずハビブは「おいそこのサングラス! 何言ってんだ。お前アメリカ人だろ? アメリカじゃ街なか(ストリート)でケンカするなんて許されないぞ」と、鋭いツッコミで切り込んだ。

真に強いのはどちらか。決戦の日が待ち遠しい。

TheMacLife/YouTube

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