『ジョン・ウィック』シリーズ(2014年~)の伝説の殺し屋・ジョン、『マトリックス』シリーズ(1999年~)の天才ハッカー・ネオなど、様々な人気キャラクターを演じてきたキアヌ・リーブス。しかし、実生活におけるキアヌ本人は、映画の役柄以上に魅力的な人物かもしれない。
2010年、公園のベンチに独り座るキアヌの姿がキャッチされた。ハリウッドスターであるにもかかわらず鳩と共にランチを取る哀愁漂う“ぼっち写真”はネットで話題になり、パロディ写真も投稿されるなどの盛り上がりを見せた。当の本人はそんな世間の反応を気にすることなく、ネットでバズる体験を初めて味わいながら「面白い」と思っていたらしい。
ニューヨークの地下鉄の車内では大きなバッグを持った女性に席を譲ったり、主演作の打ち上げパーティーが行われているクラブに入るのに雨の中で20分も並んで待っていたり、ロサンゼルス郊外で車が故障して困っている女性を50マイル(約80km)以上も離れた自宅まで愛車で送り届けてあげたり……、目撃されたキアヌの“イイ人”エピソードは数え切れない。
最近では、キアヌの乗った飛行機が緊急着陸するハプニングが発生したときの神対応が話題になった。米国ベーカーズフィールドという都市に緊急着陸した際、一般客とワゴン車に相乗りしてその地域にまつわる情報やカントリーミュージックを自ら紹介しながら、不安がる他の乗客たちを楽しませていたという。
他にも、彼は全4,215ページにもおよぶマルセル・プルーストの長編小説『失われた時を求めて』を読破するほど大の読書家であることや、20歳のときに移り住んだロサンゼルスのガソリンスタンドで出会った男性たちと10年もの間、毎週末にストリートホッケーを続ける仲になるぐらいホッケー好きであること、様々な大怪我をしてもバイクに乗り続けるバイク好きであることも紹介されている。
これまでの出演作にまつわるエピソードからは、キアヌはいい作品を作るためにはお金への執着しないことがわかる。『ディアボロス/悪魔の扉』(1997年)では名優アル・パチーノ、『リプレイスメント』(2000年)ではジーン・ハックマンに出演してもらうために、自分のギャラを大幅に減額。そして、『マトリックス』では報酬の大半を衣装や特殊効果チームに出資してシリーズ化に貢献したようだ。
ハリウッドスターなのに庶民的で、心の広さや優しさが感じられるエピソードの数々が拡散され、ファンを増やし続けているキアヌ・リーブス。彼が出演するシリーズ最新作『ジョン・ウィック:パラベラム』は2019年10月4日(金)公開、さらに『マトリックス』シリーズ第4弾も製作が決定し、今後も彼の活躍から目が離せない。
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