KAWSが展開する、最先端ARアート“EXPANDED HOLIDAY”とは

ブルックリンを拠点に活動する現代アーティストのKAWSが、バーチャル空間の中でアートを楽しめるプラットフォームを制作する「Acute Art」とタッグを組み、最新の表現手法を使ったバーチャルアート『EXPANDED HOLIDAY』を発表した。

『EXPANDED HOLIDAY』は、「Acute Art」のアプリを使って、KAWSの代表的キャラクター“COMPANION(コンパニオン)”のAR彫刻を目の前に配置し、それを写真や動画で撮影して楽しめるというもの。有料版2種類と無料版の3タイプが用意されている。

有料版の一つ目は、45cmの3種類のARのCOMPANIONを期間限定でレンタルし、アプリ内のカメラを使って好きな場所にCOMPANIONを配置、様々な角度から静止画と動画を撮影することができる。撮影した画像や動画はスマートフォンのカメラロールに保存される。レンタルメニューは全4種類で、価格は1体7日間/860円〜3体7日間/3800円となる。

全世界で25個の限定エディションとなる有料版の二つ目は、1.8mのARのCOMPANIONの中から、1体を永久に所有する権利。いつでもどこでも無制限にアプリ上のカメラを使って、好きな場所にCOMPANIONを配置し撮影が可能だ。オーナーは自身の所有する彫刻を非公開にすることも、他のアプリのユーザー用に自身の彫刻を一般公開することもできる。この25体の限定エディションは「Acute Art」の公式サイトから購入でき、価格は10,000ドル(約1,114,000円)となる。
また本エディションは、「Acute Art」を通して転売することができ、転売価格は販売者が決めることができる。販売が成立した場合は30%の手数料が販売価格から差し引かれ、販売者と購入者の両者がそれぞれ半額ずつ負担する。

なお、無料版は3月26日までの期間限定となり、アフリカからアジア、オーストラリア、ヨーロッパ、中近東、北米、南米の12カ所のランドマークにヴァーチャルのパブリックアートとしてCOMPANIONが展示される。各国の展示場所は以下の通り。日本では、東京の「渋谷スクランブル交差点」で鑑賞することができる。

ドーハ/MIAパーク ー イスラム美術館
香港/香港観覧車
ロンドン/ミレニアム・ブリッジ
メルボルン/ビクトリア国立美術館
ニューヨーク/ブルックリン美術館
ニューヨーク/タイムズスクエアー
パリ/ルーブル・ピラミッド
サンパウロ/イビラプエラ公園
ソウル/東大門デザインプラザ
台北/国立中正紀念堂
タンザニア/セレンゲティ国立公園
東京/渋谷スクランブル交差点

KAWSは、「ARでアートが達成できることと、オーディエンスが経験できることのクオリティの高さを知ったとき、ARの持つポジティブな側面に惹かれました。私はこれまでもオブジェクトを作成し、それを公共スペースで展示してきました。今回のプロジェクトでは、今までやってきたことを全くの新しい分野で拡大していくことができます。場所と規模の可能性は無限であり、この新しいメディアでの展開を楽しみにしています」とコメントしている。

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