漢 a.k.a. GAMI、留置所でラップをしていた

元暴力団員であり、かつてFBIのおとり捜査によって逮捕されると、アメリカの極悪刑務所でただ1人の日本人として生き抜くという壮絶な半生を送ってきたKEIこと井上ケイ。

現在は青少年の育成や児童虐待問題に取り組む団体を運営しつつ、自らもカウンセラーとして活動中の彼が、自身の公式YouTubeチャンネルにて「井上ケイ × 漢 a.k.a. GAMI スペシャルインタビュー」を公開した。

井上ケイ / Kei Inoue/YouTube

2020年5月に大麻取締法違反により逮捕され、保釈後にアップした謝罪動画が70万回以上再生されている漢。まず第一に謝るべき多くの人に伝えるため、そして社会に対するけじめをつける意味で動画をアップしたと意図を説明した。しかし、自分は表現者としてはラッパーであり、ファンやHIP HOPを支えてくれる人たちに対しては音源で返すことが還元になると思っていると続けた。

9SARI GROUP/YouTube

気になるのは逮捕されたことで、ラップのスタンスや目線がどうなるかだが、それについてはまったく変えるつもりもなく、反逆的に感じられる表現があったとしても、「言葉の節々、全部聴いてもらえれば、そんなネガティブなことだったり、反社会的な感じでもなかったりすると思うんで、その辺はちゃんと聴いてもらいたい」と強調する。

そんな楽曲制作について漢は、留置所にいる時は中にいる時の出来事に関する曲しか作れなかったが、最近では子どもたちへの思いや身近な大切なものについてなど、感情的な部分を前面に出した曲が出来ているのだそう。

ちなみに、留置所内では2回ほど“ライブ”をしたという漢。小声で歌っていたところ、隣から小声で「カッケェっす」と聞こえてきたことに始まり、数回にわたる屏越しの交流を経て、最終的には日時を決め、両サイドの隣人(?)が金網を叩いて刻むビートに合わせてパフォーマンスを行ったという。動画ではリアルな“留置所ラップ”のさわりも披露しているので、是非ともチェックしてみてほしい。

TAGS