もはや“悪魔レベル” ジョーダンは、NBAを最も支配したスコアリングマシーンだった

“神様”マイケル・ジョーダンといえばNBA史上でも最も支配的な選手の1人。驚異的な身体能力とクイックネスから繰り出されるバリエーション豊かなオフェンスは、彼と同じ時代にプレイした選手の誰1人として完全に止められなかった。

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そんなジョーダンの抜きんでた得点力を示す成績として、まず1986-87シーズンから97-98シーズンの11シーズン中(93-94シーズンはMLB挑戦のためNBA在籍なし)、10シーズンで得点王に輝いたことが挙げられる。しかも、一度だけ逃している94-95シーズンは、MLB挑戦から戻ってきた年で17試合のみのプレイだったため、例外中の例外のようなものだ。

そして、さらに彼の得点力が分かるデータが出てきた。アメリカのSNS『Reddit』に投稿されたデータによると、マイケル・ジョーダンはNBA全30チーム中、なんと16チーム(ブレイザーズ、ジャズ、サンズ、バックス、スパーズ、ホーネッツ、セルティックス、キャブス、ロケッツ、ヒート、ネッツ、ペイサーズ、ホークス、マジック、ナゲッツ、ウルブズ)を相手に最も平均得点が高い選手であるということが分かった。(最低5試合以上プレイした選手)

2位は1試合100得点、シーズン平均50.4得点という記録を持つウィルト・チェンバレンの6チーム(レイカーズ、シクサーズ、キングス、ピストンズ、ニックス、ウィザーズ)というのだから、そのすごさが分かるだろう。しかも、ジョーダンの全盛期はシカゴ・ブルズのみに在籍していたためブルズ相手の記録はなく、自身がオーナーを務める現シャーロット・ホーネッツは、ジョーダンが完全引退した2004年に発足したチームのためカウントすることができない。

つまり、実際は28チーム中16チーム、約6割のチームを相手にジョーダンが最も得点を取っているのだ。さらに、ジョーダンのキャリア通算得点や平均得点から考えれば、残りのチーム相手でもトップ5に名を連ねていることはほぼ確実。ジョーダンが最も支配的で最もオフェンシブな選手であったことに異論を挟むことはできないだろう。

一方で現役の選手では、ケビン・デュラントが3チーム(サンダー、ウォリアーズ、グリズリーズ)でトップ、ジョエル・エンビード(クリッパーズ)、レブロン・ジェームズ(ブルズ)、カイリー・アービング(ペリカンズ)が1チームで並ぶ。デュラントが古巣、そして移籍先に選んだライバルチーム相手に燃える選手であることは納得できるとして、“ジョーダン2世”と言われたコービー・ブライアントや、現役最強の点取り屋ジェームズ・ハーデンがリストに挙がらなかったのは少し意外な結果であった。

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