ジョーダン vs レブロン 1on1で勝つのはどっち?

史上最強を意味する”GOAT (Greatest of All Time)”として長らくバスケ界に君臨してきたマイケル・ジョーダン。誰もが彼を”バスケットボールの神様”と呼び、その座は永遠に揺るぎないものと思われていただろう。レブロン・ジェームズが現れるまでは。

ESPN/YouTube

通算得点記録でジョーダンやコービー・ブライアントを追い抜いて3万5000得点を達成したレブロン。リバウンドやアシスト数でもジョーダンを上回るが、唯一劣っているのがチャンピオンシップの数だ。ジョーダンはNBAファイナルに6度進出し、全てで勝利を収めている。対するレブロンは8年連続でファイナルに進出し、勝ったのは4度。勝負強さの面でジョーダンをGOATに選ぶバスケットボールファンは少なくない。

ただし、スポーツチャンネル・ESPNの番組『The Jump』の動画「Jordan or LeBron: Who wins 1-on-1 game?」で取り上げたテーマは史上最高プレイヤーを巡る議論ではなく、1on1で対戦したらどちらが勝つかというもの。解説者は間髪入れずに「当然レブロン・ジェームズ。体格、強さ、スピード。議論するまでもない。1on1で重要なのは、この3つの要素。5対5とは別物」と答えるが、皆さんはどう思うだろうか?

ESPN/YouTube

残念ながら、ジョーダンとレブロンが実際にコート上で対戦する動画は存在しない。2003年にNBAデビューを果たしたレブロンに対し、同時期にジョーダンはすでに引退していたからだ。では、ジョーダンに似た選手との対戦動画を見て比較してみるのはどうだろうか。

ジョーダンの鬼ディフェンスを連想させる現役選手といえばカワイ・レナードだ。最優秀守備選手賞(DPOY)を2度も獲得している強烈なディフェンスで知られるレナードが1on1でレブロンにドリブルで抜かれるシーンはほとんどない。軽快なフットワークと”クロウ(The Claw)”と呼ばれる大きな手でコースを防ぎ、常に最適なポジションを確保するからだ。

オフェンスでジョーダンにもっとも近い選手といえばもちろんコービー・ブライアントだろう。コービーとレブロンのマッチアップ動画を見ると、コービーはいとも簡単にシュートを決めていく。ジョーダンはコービー以上に個人プレイが得意だっただけに、レブロンがジョーダンを止める姿は想像しづらい。

体格ではジョーダンを上回るかもしれないが、レブロンはあくまで最高のチームプレイヤー。それでは1on1で、ジョーダンを攻防両面において苦しめることができる「現役選手」は誰なのか。それは7フッター並みのサイズを持ち、長い手足とガード並みのボールハンドリング、クイックネス、反則級のシュート力で立ちはだかるチート級の選手だけだ。もうおわかりだと思うが、ケビン・デュラントだけが唯一この困難なミッションにチャレンジする権利を持つのだ。

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