ポテンシャルしかない コイツは“NBAの未来”だ

再びNBA屈指のチームを作り上げてきたゴールデンステイト・ウォリアーズ。ここ2シーズンの低迷がウソかのように勝ちまくり、1月24日時点でフェニックス・サンズに次ぐNBA2位の成績を残している。

“エース”のステフィン・カリーは今年も好調で、1月9日にはスプラッシュ・ブラザーズの“相方”クレイ・トンプソンが941日ぶりに復帰と嬉しいニュースも。“大黒柱”ドレイモンド・グリーンは安定の活躍を見せ、アンドリュー・ウィギンスは平均18点とチームのオフェンスを牽引。ジョーダン・プールやケボン・ルーニー、若手のゲイリー・ペイトン2世、ホワン・トスカーノ=アンダーソン、そして優勝を知るアンドレ・イグダーラなどなど、全員が自分の持ち味をいかんなく発揮している成果が出ている。そんな中でも、近いうちチームの将来を担うであろうプレイヤーがコンゴ出身の19歳、ジョナサン・クミンガだ。

クミンガは両親の影響でわずか2歳頃からバスケットボールを始め、14歳でアメリカに移住。高校では全米から注目される存在となり、“世代No.1スモールフォワード”と評された。高校卒業後はNCAAに進まずGリーグ入りし、同世代に比べて一足早くプロキャリアをスタート。NBA入りの資格を経た今年、ドラフト全体7位指名でウォリアーズに入団した。

NBA屈指の強豪チームであることや、サマーリーグでの怪我などで、ここまでなかなか目立つことはなかったが、1月14日のブルズ戦では「現時点での彼のベストゲーム」とHCが話す活躍を見せた。

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この日は25分の出場で25得点、3リバウンド、3アシスト、3ブロックとオールラウンドに実力を発揮。動画最後のリングのはるか上から叩く“高すぎる”ブロックショットからも見て取れるように、203cmながら213cmのウイングスパンと抜群のジャンプ力、当たり負けしないフィジカルと、身体能力はNBAトップクラス。加えて、器用なドリブルからのペネトレイト、3Pシュート、ポストアップなどすべてのポジションから得点が狙える。また、学生時代には自ら相手のエースにマッチアップを課して遂行するなど“ハードワーカー”の一面も持ち、これまでウォリアーズにいなかったタイプの選手だ。

現地19日のピストンズ戦では12得点、10リバウンドのダブルダブルも記録するなど、ヤニス・アデトクンボやカワイ・レナードなどと言ったリーグを代表するスーパースターたちと比較されはじめたクミンガ。これからも成長できる彼の存在は、ウォリアーズファンにとってはまさに“希望”。あと数年後には、ウォリアーズは彼のチームになっているかもしれない。

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