昨年公開されたキアヌ・リーブス主演の映画『ジョン・ウィック:パラベラム』。シリーズの3作目にあたり、キアヌ演じる1400万ドルの賞金首・ジョンが、マーク・ダカスコス演じるゼロをはじめとする、世界中の殺し屋に命を狙われるスリリングな展開が話題となり、全世界で興行収入約3億2千万ドルを記録する大ヒット作品となった。

そんな主人公ジョン・ウィックについて、<comicbook>によると映画ファンの間で話題となっていることがあるという。それは、彼の「悲しみ」について掘り下げ、その内面性の変化に着目することで、続編の内容について推理するというものだ。
2014年に公開された第1作『ジョン・ウィック』において、ジョンは伝説的な殺し屋であったものの、引退して愛する女性ヘレンと平穏無事な毎日を過ごしていたが、残念なことにヘレンが病死してしまう。彼女の死後は愛犬を大切に育てながら静かに暮らしていたが、突然強盗に襲撃され、愛車を奪われた挙げ句に愛犬まで斬殺されるという憂き目にあう。
これをキッカケに完全にキレてしまったジョンは、再び裏社会へと舞い戻ることを決め、復讐心だけで突き進む殺人鬼となっていくのだが、こうした彼の状態は、人間の持つ「悲しみ」の段階、順に「否定」「怒り」「交渉」「抑うつ」「受容」の5つの段階における1から2の状態が描かれていると、多くのファンは指摘する。

2017年に公開された第2作『ジョン・ウィック:チャプター2』も「否定」と「怒り」を中心に描かれているが、第3作『ジョン・ウィック:パラベラム』については、そうしたプロセスを1つ進めて、ジョンが「交渉」の段階へと移行していることが見受けられるという。

こうした点から、シリーズの4作目においては、すでに過去の3作で描かれている「否定」「怒り」「交渉」の段階をさらに進めて、ジョンが「抑うつ」の状態で登場する作品が制作され、さらなる5作目ではこうした一連の悲劇に終止符を打つ「受容」の状態となったジョンの姿が描かれるのではないか?と多くのファンが推測している。
『ジョン・ウィック4(原題)』の全米公開は2021年5月21日と発表している。
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