退場、乱闘上等!モメた方が俺らは燃える “全員バスケ”のヒート、着火するか

ヒート一筋18年の大ベテラン、3度の優勝(2006,2012,2013)を経験するなど酸いも甘いも知り尽くした40歳の大ベテラン、ユドニス・ハスレムがシーズンデビューを果たした。出場したのは5月13日のフィラデルフィア・シクサーズ戦。第1Q残り約1分にコートインしたヒートの“大親分”に対し、ホームのファンは温かいスタンディングオベーションで迎え入れた。

しかし、その約2分後に待っていたのは驚きの結末だった。ハスレムがプレイして約2分40秒。第2Q残り10分30秒の場面でシクサーズの選手に対しシューティングファウルがコールされて試合が止まると、なにやらハスレムとドワイト・ハワードが口論になっている。審判が目の前にいるにもかかわらずどんどんとお互いの距離を詰めていくと、ついにはハスレムがあわや手を出しそうに。

推移を見守っていた審判だったが、慌てて二人の間に割って入る。そして、両チームの選手も止めに入ると、審判がハスレムにテクニカルファウルを宣告。2つのテクニカルを受けてしまったハスレムはそのまま退場処分になってしまった。こうしてシーズンデビュー戦をわずか2分で退場になる、超高速の退場劇を披露してしまったハスレム。

ESPN/YouTube

しかし、本人は「これが自分にとって最後の試合となる可能性が高いけど、このような終わり方でとても誇りに感じている」とポジティブに語った。短い時間ではあったが、常に戦う姿勢を貫けたことに満足しているようだった。そして、チームメイトであるジミー・バトラーも、このハスレム劇場には大変満足している一人だ。

「対立、口論、俺はそういった素晴らしいことが大好きだ。それらを糧にする。我々はそれらを糧にする。どんどんやって欲しいよ」

これはプレイオフでヒートと対戦するチームにとっては要注意だ。ハスレムはもちろん、その他の選手達も含め、ヒートを相手にトラッシュトークや小競り合いなどしてしまえば、バトラーやヒートの調子はどんどん上がってくるということ。マイアミ・ヒートは“ヒートアップ”すればするほど強くなる、まさにプレイオフ向きのチームである。ミルウォーキー・バックスとのプレイオフ第一ラウンドでは劣勢となっているが、ここからの挽回に期待しよう。

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