「ウチには点を取れる奴がいる。オレはチームの主役じゃなくていい」 番長ジミー・バトラー、全員バスケで優勝を目指す

プレイオフイースタンカンファレンス準決勝。ミルウォーキー・バックス(シーズン1位)対マイアミ・ヒート(シーズン4位)のシリーズは、大方の予想を覆してヒートが主導権を握った。第1戦はヒートの“大黒柱”ジミー・バトラーが40得点の大活躍で完勝。続く第2戦は、試合終盤に手に汗握る攻防が繰り広げられた。

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試合時間残り約7秒、3点差でヒートがリードと白熱した展開。どうしても3Pシュートが欲しいバックスはクリス・ミドルトンが強引に3Pを狙いに行くと、ナイスディフェンスかと思われたゴラン・ドラギッチに対してまさかのディフェンスファウルのコールが。

こうして与えられたフリースローをミドルトンはしっかりと沈め同点にする。つづくヒートの最後のオフェンス。タイムアウト明けでフロントコートからのスローインとなった場面で、インバウンズパスはやはりバトラーの手に。時間を目一杯使って1on1を仕掛けると、試合終了のブザーと共にシュート。このシュートはリングを外れたが、またしてもファウルコールだ。ヘルプに行っていたバックスの“エース”ヤニス・アデトクンボが少しだけバトラーの体に触れてしまっていたのだ。

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残り時間0でフリースロー2本という、試合を決定づけるチャンスを得たバトラー。コート上で待機する選手はまばらで、通常とは全く違う状況であったが、2本とも冷静に沈めてリーグ1位のバックスは万事休す。ヒートはトップシードのバックス相手に2連勝を飾った。この大番狂わせの立役者となって、自らの力で勝利を引き寄せた“プレイオフ・ジミー”ことバトラーは試合後にこのようなことを語ってくれた。

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記者:「あなたはサッカーファンだと思いますが、あのFTはPKを蹴りに行くような感じでしたか?」
バトラー:「そうだね、興奮するようなものではなかったけど(笑)。ただ、私達が勝てるのならば、ああいう状況は歓迎だね」
記者:「ただ、1戦目の40点と比べると調子が悪かっと思いますが、何か違いがありましたか?」
バトラー:「1戦目の後にも言ったと思うんだけど、俺達は全員が何でもできる”チーム”なんだ。ゴラン、タイラー(・ヒーロー)、J、バム(・アデバヨ)、DJ(デリック・ジョーンズ)達がよくシュートを決めてくれていた。ウチは全員が得点を取ることを恐れていない。だから俺が毎晩40ポイントを取る必要もなく、それは俺の役割ではないんだ。俺の役割は勝利を引き寄せるプレイをすること。今日はそれが出来たと思っている」

あくまでも“チームが勝つため”のプレイをこなしていると話してくれたバトラー。その日によって大量得点を取ることもあれば、試合の行方を占うプレイで勝利を掴みにいくというプレイオフモードの戦いを見事体現。このあともバックス相手に順調に勝ち続け、4−1で東1位のバックスを下したマイアミ・ヒート。
今の勢いだけ見れば、完全にイースタンカンファレンスを支配している。抜群のチームワークと、頼りになるエースに支えられた彼らの快進撃はどこまで続くのだろうか。

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