リアル赤木剛憲 NBAで誰よりも勝利に飢え、仲間を信じた男 ジミー・バトラー

NBAファイナルはレイカーズの優勝で幕を閉じたが、第5戦を思い返すと未だに身震いを覚える。リードが激しく入れ替わる終盤戦はどちらが勝ってもおかしくない試合展開。レブロンの3ポイントシュート6本を含む40得点で勝利を確信していたレイカーズファンも多かったはず。だが、またもやあの男が立ちはだかったのだ。

マイアミ・ヒートのシーズン終了がかかった試合で、ジミー・バトラーは最高のプレーを披露した。35得点12リバウンド11アシスト5スチールと攻守で活躍。“ジミー・バケッツ”はプレイオフに入ってから幾度となくチームを救い、勝利に導いてきた。ヒートのここまでの快進撃を誰が予測できただろうか?

NBAファイナルで30得点以上のトリプルダブルを記録した選手は他にもう1人しかいない。それはシリーズMVPに選ばれたレブロン・ジェームズだ。“ヒートカルチャー”にすっかり溶け込んだバトラーだが、彼を放出したフィラデルフィア・76ersは痛すぎる。そしてバトラーの獲得に名乗りをあげなかったチームは今ごろ後悔してももう遅い。この試合に勝ちシリーズを2勝3敗とし、アンソニー・デービスの怪我で流れは完全にヒートに流れたように思えた。

NBA/YouTube

NBA/YouTube

迎えた第6戦はまさかのワンサイドゲーム。ここまでチームを引っ張ってきたバトラーにもさすがに疲れが見えた。「負けたことは本当に辛い。みんな一緒にプレイするのが楽しくて仕方なかった。プレイしていないときだって一緒に時間を過ごした。このチームの一員であったことに感謝しかない。負けたのは悔しいけど、良いときも悪いときも 1年全力で戦い抜いた。必ずこの場所に戻ってくる」

NBAは来シーズンも同じチームメイトとプレイが出来るとは限らない。それを1番良く知るバトラーらしいコメント。彼がトロフィーを掲げ、仲間たちと喜びを分かち合う姿を一度は見てみたい。

TAGS