チームが勝てばそれでいい 番長ジミー・バトラーは、勝負所でこそ燃える

現地時間9月12日に行われたイースタン・カンファレンスファイナル第2戦。ヒートの大黒柱ジミー・バトラーがまたしても勝利を引き寄せるプレイを連発した。

Bleacher Report/YouTube

前半を13点負けで折り返したヒートは第3Qに大爆発。37-17と、このクオーターだけで20点差をつけるランで一気に逆転に成功。しかし、最終第4Qになるとセルティックスも意地をみせ、試合時間残り3分45秒時点でまたしても3点リードを奪う。しかし、この試合を持っていかれそうな大事な場面で、バトラーはディフェンスで勝利を手繰り寄せていく。

ヒートはこのシリーズを通じて効いている2-3ゾーンディフェンスを仕掛ける。通常2-3ゾーンは運動量が必要とされる前線をガード陣が担うが、ヒートはバトラーやジェイ・クラウダー、デリック・ジョーンズJrなどのフォワード陣が担う。この形にすることで、サイズが大きくディフェンス力のある彼らが強いプレッシャーをかけ、相手のターンオーバーを誘発するのだ。また、ヒートのガード陣もサイズが大きいため、2-3ゾーンの後ろ側を任せてもサイズによる問題が生じにくいのもこの戦術による特徴の1つだ。

するとバトラーの際立つディフェンス力が際立ちはじめる。まずはケンバ・ウォーカーのパスをスティールすると、ギリギリのところでボールをセーブして速攻につなげる。その勢いのまま5点差のリードを奪うと、次はセルティックスのインバウンズパスをスティールしてまたしても速攻を演出。そして、試合の最後にはダメ押しでもう1つとスティールを連発してセルティックスにとどめを刺し、初戦から2連勝を飾ってシリーズの主導権を握った。

この日のバトラーのスタッツは14ポイント、4リバウンド、3アシスト、4スティールと、他チームのエースと比較すると物足りなかったのは事実。しかし「ここぞ」という場面で試合を決めるプレイを連発し、チームを引っ張るリーダーシップはまさにスーパースターそのもの。

NBA/YouTube

ミルウォーキー・バックスとのカンファレンスセミファイナルでも語っていたように、“チームを勝たせる”プレイを常にみせてくれているバトラー。NBAファイナルへとコマを進めた“越えなければならない壁”レブロン・ジェームズ率いるレイカーズとついに激突する。

TAGS