「全員バスケ」で怪物・アデトクンボを止める 独走バックスに脅威となるチームは?

“ギリシャの怪物”ヤニス・アデトクンボを擁し、シーズンの中断前まで53勝12敗(勝率約82%)の成績でリーグ1位を独走しているミルウォーキー・バックス。このままいけばNBAファイナルまで順当に進んでいきそうな彼らに対抗できる東のチームはあるのだろうか。米スポーツ専門チャンネル<ESPN>の番組『First Take』にて、「バックスにとって最も脅威となりそうな東のチームはどこか?」という議題で白熱した討論が繰り広げられた。

ESPN/YouTube

ホストであるステファン・A・スミスは、東地区4位のマイアミ・ヒートを対抗馬に挙げる。「パス回しを含め、彼らは新しいバスケットを展開しようとしている」と述べた上で、スタープレイヤーのジミー・バトラーの存在が大きいと主張。バトラーは近年さまざまなチームを渡り歩き、今季ヒートへ移籍した。持ち前のディフェンスはもちろん、オフェンスでの活躍、コート内外で見事なリーダーシップを発揮している。また、今季オールスターに初選出されたバム・アデバヨは、アデトクンボをマンツーマンで守れるリーグでも貴重な存在。この2人を中心に、ケンドリック・ナンやダンカン・ロビンソン、デリック・ジョーンズJrの若手から、ゴラン・ドラギッチ、アンドレ・イグダーラなどのベテランまでバランスが整っており、ヒートが目指しているバスケットが完成した時にどこまで伸びるのか注目だ。

一方、もう1人のホスト、マックス・ケラーマンはボストン・セルティックスを有力候補に挙げる。「ボストンはケンバ・ウォーカーというスターガードに加えて、3人の強力なウイング選手がいる。ジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウン、ゴードン・ヘイワードだ。特にテイタムはベストプレイヤーだと思う。ヒートに比べてアウトサイドの選手が充実している」と見解を述べている。上記4人に加え、マーカス・スマートがいぶし銀の活躍を見せるボストンのアウトサイド陣はたしかに脅威である。

そのほか、フィラデルフィア・76ers、そして昨シーズンの王者トロント・ラプターズなど、イースタンの上位チームは実力が拮抗している。バックスがこれらのチームをすべて蹴散らすのか、はたまたここに挙げたチームが番狂わせを起こすのか、今年の東地区は大混戦の模様だ。

一部の報道では6月中旬から下旬のシーズン再開が検討されているという。まだ、見通しは不透明だが一日でも早い再開を望みたい。

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