大富豪に成り上がったジェイ・Z、実業家としての顔

実業家としても知られるジェイ・Zは、さまざまな事業や、株式、投資などで莫大な資産を形成し、2019年に米経済誌「Forbes(フォーブス)」によりラッパーとして初のビリオネアに認定されている。

彼が株式を保有する企業の一つが、高級シャンパンブランド「ARMAND DE BRIGNAC(アルマン・ド・ブリニャック)」。象徴的なスペードのロゴマークが配置されたボトルデザインから「エース・オブ・スペード」の愛称でも親しまれているセレブ御用達の高級シャンパンだ。

ジェイ・Zは「Show Me What You Got」(2006年)のミュージック・ビデオでこのシャンパンを使用して以来、同ブランドとの提携を開始し、2014年に同社を買収するに至った。2021年3月には100%保有していた株式のうち50%をLVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトングループのモエ・ヘネシーに売却しているが、このビジネスを世界中で新たな高みへと押し上げるという目的があるようだ。

JAY-Z/YouTube

この買収金額は公表されていないものの、米経済誌「フォーブス」によるとシャンパンブランド「アルマン・ド・ブリニャック」は推定6億3千万ドル(約819億円)の資産価値があり、ジェイ・Zは少なくとも3億1500万ドル(約409億円)以上の利益を得たと報じられている。

著名人によるお酒のブランドの大型買収といえば、2017年には俳優ジョージ・クルーニーがパートナーたちと立ち上げた高級テキーラブランド「Casamigos(カーサミーゴス)」を英酒造大手ディアジオに最大10億ドル(約1,301億円)で売却したこともあった。

ジェイ・Zは、このほかにも2021年にストリーミングサービスTIDALの経営権を含む株式を2億9700万ドル(約385億ドル)でジャック・ドーシーがCEOを務める決済サービス企業Square(現Block)に売却したり、2020年より自身のマリファナブランド「Monogram(モノグラム)」を立ち上げるなどして、その総資産額を増加させている。

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