チームの司令塔であり、重要なポジションであるポイントガード。近年では自らガンガン得点を取りに行くタイプと、周りを活かすいわゆるオールドタイプの2種類に分かれるだろう。奇しくも、NBAの一昨年と昨年の新人王がこの両タイプに分かれる。2019−20シーズンのジャ・モラントと、2020−21シーズンのラメロ・ボールである。
モラントは爆発的な身体能力とハンドリングスキルを武器に、ドライブを中心に得点を量産。もちろんポイントガードとして周りを活かすことにも長けているが、自らがファーストオプションとして今シーズンは平均26点を挙げている。
一方のラメロはロングシュートとトリッキーなパスを得意とする選手だ。ガードとしてはサイズがあり、マジック・ジョンソンを彷彿とさせる。
そんな二人を題材に、NBA番組『NBA Today』では“史上最高のダンク王”ビンス・カーターに「あなたのそのスキンヘッドにGMのキャップを被せましょう。さあ、どちらの選手を中心にチームを作り上げますか?」と質問を投げかけた。すると、カーターは苦悶の表情を浮かべながら考えこみ、”You can’t go wrong either way.(どちらを選んでも間違いない)”とまずは一言おいてから、自身の考えを述べた。
「これは状況によるね。爆発力が欲しいならモラントを選ぶべきだし、長身でチームの得点力を上げるガードが欲しければラメロだ。僕は(ニュージャージー・ネッツで)以前ジェイソン・キッドとプレイしたし、長身ガードが好きだ。だからラメロだね」
一方、同じくネッツでプレイしたリチャード・ジェファーソンは「これはちょっときびしい、不公平な選択肢だなとは思うけど。というのもジャ・モラントの方が1年多くプレイしているからね。まあそれも踏まえて僕はモラントを選ぶよ。彼はこの2年間で多くのことを証明してきたし、毎年良くなっている。ただ、ラメロも同じように良くなっていくなら、今年の終わりには答えが変わっているかもね」と現在進行形でモラントをセレクトしつつも、将来的なセレクトについては言葉を濁した。
同時期にトップガードのキッドとプレイした二人でも答えが真っ二つに割れる異例の事態に。また、他の二名は最終的にはラメロを選んだものの、最後まで答えを出すのに迷っていた。それだけラメロもジャも才能に溢れ、これからのNBAを引っ張っていくポテンシャルを持っているということだろう。
さあ、モラントとラメロ、あなたならどちらを選ぶ?
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