“怪物”井上尚弥は「1万年に1人の逸材」だった

渡嘉敷勝男、竹原慎二、畑山隆則の各氏がYouTubeに共同で運営する公式チャンネルに大橋秀行・大橋ボクシングジム会長がゲスト出演し、ボクシングのレジェンドたちがぶっちゃけトークを果たした。「V0l.111【大橋秀行 レジェンドトーク 第1章】150年に1人の天才が語る井上尚弥の凄さ!/八重樫東の入会秘話/大橋会長のモンスター時代をぶっちゃけトーク!」の動画で、世界チャンプたちの知られざる素顔を公開している。

渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則 公式チャンネル/YouTube

自身も元WBA・WBC世界ミニマム級チャンピオンでもある大橋会長だが、現役引退後に開設した大橋ジムからは井上尚弥(WBCライトフライ級、WBOスーパーフライ級、WBAスーパー・IBFバンタム級)をはじめ八重樫東(WBAミニマム級、WBCフライ級、IBFライトフライ級)、川嶋勝重(WBCスーパーフライ級)ら世界チャンプを輩出している。渡嘉敷氏に「チャンピオンがバンバン出る秘訣はあるの?」と聞かれた大橋氏は「トレーナーが良いというのと選手に恵まれているのは間違いない。特に井上(尚弥)がチャンピオンになってから」と殊勝な回答。これに畑山氏は「選手にも運があるかもしれないけれど、会長自身も運があるからさ。(選手が)導かれている気がする」と称賛する。

ジムに選手をスカウトしたのも「尚弥が初めて」だという大橋会長。他の世界チャンプたちは「勝手に入ってきた」と笑わせた。とくに八重樫選手のジム入りには面白エピソードがあったという。

他のジムか大橋ジムに入るか悩んだ八重樫は「移転するのが決まっている新しいジムの図面を見せてください!」と大橋会長に迫ったという。これにはトレーナーたちもあきれ顔で「入れるのをやめましょう」と会長に耳打ちしたとか。「図面見て決めるって珍しい男ですね」と笑う畑山氏に大橋会長は「確かに、あいつの言うことも一理あって、最初の大橋ジムはリングが狭かったのを気にしていたのでは」と回想した。

ボクサー時代「150年に1人の天才」と呼ばれた大橋会長。そのことを振られると恥ずかしそうに「最初に(所属の)ヨネクラジム会長に言われたとき、150年!? 何言ってんだこの人。中途半端じゃん。200年ならいいのにと思った」と笑わせた。当時、具志堅用高選手の「100年に1人の天才」を超える意味で、しかし具志堅選手にも忖度して150年になったそうだが…。そこで竹原氏が「会長がモンスター井上(尚弥)につけるとしたら何ですか?」と尋ねると大橋会長は「1万年に1人の逸材! あれはちょっといないね」と即答し周囲を納得させていた。

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