キアヌに負けない “愛犬家”ダニー・トレホの良いヤツ伝説

ハリウッド映画には欠かせない個性派俳優ダニー・トレホ。登場するだけで観客の注目を集める怪優の波乱万丈の人生を追ったドキュメンタリー『Inmate #1:The Rise of Danny Trejo(原題)』がアメリカで放送中だ。

ハリウッドで成功を収めたトレホの意外な一面や違う側面を見てみよう。

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30年以上のキャリア、300以上の作品にクレジットされている個性派俳優トレホだが、アクションシーン・スタントには曲げられない持論がある。『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018年)の撮影中に、主演のトム・クルーズが体当たりスタントで壁に激突して骨折した際には、「これを言うと大物俳優には嫌がられるけど、オレはただプロモーションネタを提供するために、80人もいるスタッフの仕事を奪いたくない。主役が怪我をしてしまったら、撮影もスタッフへの支払いも止まってしまう」と公に批判していた。

スタント・アクションに関して意外にも堅実な考えを持っていたトレホだが、それも納得だ。なんと俳優の他に実業家としても大成功を収めているのだ。レストランビジネスを展開しているトレホは、メキシカンレストラン、ドーナツ&コーヒーショップ、さらには高級レストランもオープン。冗談みたいなノリで始めた大人気のタコス屋<Danny’s Tacos>ではベジタリアンやグルテンフリーのメニューがあり、グルテンフリーはトレホのアイデアだという。最初の店舗を市内で開いたところ、すぐさま観光名所になったそうだ。サイクリストやバイカーたちのツーリング最終地点になるなど、客が大勢集まるようになったという。
ちなみに残った食事をホームレスに配るなど、社会貢献も忘れてはいない。

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社会貢献活動もトレホのライフワークだ。大の愛犬家でもあるトレホは、動物愛護・保護活動なども積極的に行い、薬物依存カウンセラーの他にも、自閉症教育、ロサンゼルスの地下鉄車内でのマナー向上PR、シングルファーザーや男性介護者へのサポートなど数えきれない。中でも刑務所の環境改善・改革には真剣に取り組んでおり、2018年には、『Survivors Guide to Prison(原題)』という、アメリカの法システムの問題点や、刑務所内でのいじめ、暴力問題に切り込んだドキュメンタリー映画のプロデュースにもかかわっている。

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