2冠王者 内藤哲也 vs Jr.ヘビー級王者 高橋ヒロム、制御不能な師弟対決へ 【L・I・Jの歴史 2019-20】

新日本プロレスが運営するYouTubeチャンネルで、「History of LOS INGOBERNABLES de JAPON」と題された動画が公開され、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの歴史を振り返っている。

新日本プロレスリング株式会社/YouTube

■History of LOS INGOBERNABLES de JAPON 2019-2020

2019年1月4日の東京ドームで、BUSHI&鷹木はエル・デスペラード&金丸義信とSHO&YOHとの三つ巴の戦いを制し、IWGPジュニアタッグ王座を初戴冠。同日はEVIL&SANADAも、タマ&タンガとマット・ジャクソン&ニック・ジャクソンとの3WAYマッチに勝利し、IWGPタッグ王座のベルトを奪い、内藤もクリス・ジェリコを下してIWGPインターコンチネンタル王座を戴冠している。

2月3日の札幌でのタイチ戦で事件が起きる。花道を歩く内藤の背後に現れた飯塚高史がラダー(ハシゴ)で強襲したのだ。会場が騒然とするなか始まった試合は、一進一退の激しい攻防が繰り広げられたが内藤が勝利。試合後のインタビューでは「俺はこのIWGPインターコンチネンタル王座を持ちながら、IWGPヘビー級王座を狙っていきたいと思います」と宣言して会場を沸かせた。

3月23日、長岡でのNEW JAPAN CUPで、SANADAは準決勝で棚橋からスカルエンドによるギブアップ勝利をもぎ取り決勝へ。翌日の決勝戦ではオカダに敗れてしまったものの大歓声を浴びる結果となった。

4月6日に行われたプロレスの殿堂、マディソン・スクウェア・ガーデンでの試合で、内藤は飯伏幸太と対戦。日本人同士の対決で会場に熱狂の渦を巻き起こした。

6月5日の両国、BEST OF THE SUPER Jr.で鷹木は決勝まで進むも、オスプレイに敗れて準優勝という結果に。すると6月9日の大阪で、小島聡と戦って勝利すると、鷹木は「G1にこの俺を出せ!」と、G1への参戦を宣言した。

6月9日に内藤は飯伏と再度対戦して勝利し、IWGPインターコンチネンタルの王座を戴冠。試合後には飯伏の顔面を踏みつけながら、右手を天に掲げて勝利をアピールした。

G1 CLIMAXでは同門対決が勃発。7月18日の後楽園の試合ではEVILとSANADAが戦ってEVILが勝利。8月4日の内藤 vs 鷹木戦では内藤が勝利する展開に。また、同大会ではSANADAがオカダに初勝利を飾っている。

11月3日には、待ちに待ったヒロムが電撃復活を果たす。花道を全力疾走して完全復活をアピールすると「世界中のみんな、待たせたな」とコメントして、「俺が髙橋ヒロムだ!」と絶叫して会場は歓喜の渦に。12月19日の後楽園での復帰戦はBUSHIとタッグを組み、オスプレイ&ロビー・イーグルスと対戦した。1年5か月ぶりの試合は惜しくも勝利とはならなかったが、2020年に入ると1月4日の東京ドームでオスプレイを相手に勝利し、IWGPジュニアヘビー級王座を戴冠して真の復活をアピールした。

1月5日の東京ドームのガントレットマッチでは、EVIL&鷹木&BUSHIが真壁刀義&矢野&田口を倒し、NEVER無差別級6人タッグ王座を初戴冠。また、同日は獣神サンダー・ライガーの引退試合があり、対戦したヒロムが勝利。ライガーに向けて「あなたが創ってきたきたジュニア、必ず頂点まであげてみせます、約束します」と、熱い決意を語った。

そして同日、内藤はオカダに勝利してIWGPヘビー級王座を獲得するという史上初の二冠王者という快挙を達成。スタンディングオベーションする観客とともに、内藤は「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」と合唱しようとしたが、ここでKENTAが内藤を強襲。大ブーイングを巻き起こした。

2月1日の札幌では、鷹木は後藤とNEVER無差別級王座をかけて対戦。1月5日に「誰の挑戦でも受ける」と宣言した後藤を鷹木が挑発したことで実現した因縁の対決だったが、鷹木は見事勝利を収めてNEVER無差別級王座を初戴冠した。

2月9日には大阪で、ヒロムとリュウ・リーの“約束のライバル対決”が実現してヒロムが勝利。同日には内藤が1.5の強襲事件の張本人、KENTAと対戦して二冠王座の初防衛を果たした。

試合後、内藤によってリングに呼び出されたヒロムは「内藤さん覚えてますか? 俺が海外遠征に行く前日に『お前が返ってきたら、師弟対決をしよう』って言ってくれたことを。内藤さん! 答えはもちろんシー!(はい!) やるに決まってるじゃないですか!」と言い放ち、会場は歓声に包まれた。

試合は3月3日の大田区総合体育館での旗揚げ記念大会において、スペシャルシングルマッチとして組まれていたが、コロナウイルスの影響で中止に。ヒロムは年内はベルトを守り続け、対戦を白紙にはしないと宣言している。師弟対決がどのような形で実現するのか、今後の“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”の動向から目が離せない。

新日本プロレスリング株式会社/YouTube

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