『ジョン・ウィック』シリーズで伝説の殺し屋を演じるキアヌ・リーブスと監督のチャド・スタエルスキが製作の裏側を<Rotten Tomatoes>が公開している。
第1作目では裏社会から引退した殺し屋、ジョン・ウィックが亡き妻の形見である愛犬を殺され、復讐のためにロシアン・マフィアを皆殺しにするストーリーが描かれる。愛犬デイジーについて監督は「製作総指揮のデヴィッド・リーチと目を奪われるような一番可愛いビーグル犬を選んだんだ。“純粋”“可愛らしさ”“愛”を象徴するような子犬で、地球上で最も殺されるのが痛ましい存在であることが必要だった」と明かす。そんなダークな理由を隣で聞いていたキアヌがツッコミを入れるなど、2人の息はぴったりだ。
チャド・スタエルスキはキアヌが主演したヒット作『マトリックス』(1999年)でスタントを、続編の『マトリックス リローデッド』(2003年)、『マトリックス レボリューションズ』(2003年)でアクション/スタントコーディネーターを務めた人物で、本シリーズで再びタッグを組んでいる。『ジョン・ウィック』製作チーム結成のきっかけについて、キアヌは「デレク・コルスタッドの脚本を読んで、プロデューサーのベイジル・イヴァニクと一緒に監督を探しているときに、『マトリックス』で一緒だったアクション監督のチャド・スタエルスキとデイヴィッド・リーチのことを話したんだ」と振り返る。
『ジョン・ウィック』シリーズは「『マトリックス』から大きな影響を受けていると思う」と語るキアヌとスタエルスキ監督。「アクションを美しく見せる方法や、世界観を広げる方法、細部にまでこだわってリアルに描く方法に共通点がある」と監督は説明する。「アクションはストーリーと同じ」と表現しながら、アクションによって物語の進展やキャラクターの経験が滞らないようにしているという。また、「セットの色調や衣装から、キャラクターの動きまで、あらゆるものに意味がある」と細部へのこだわりも受け継いでいるようだ。
さらにキアヌは「カメラの構図もかな。(『マトリックス』の)ウォシャウスキー監督は、日本、香港、イタリアの映画から影響を受けているよね」と付け加え、「でも、今では独自のフレーヴァーが加わっているよ」と、スタエルスキ監督のスタイルへの賞賛の言葉で締めくくった。
そして、『ジョン・ウィック』シリーズの見所といえば、なんといっても主人公が繰り出す銃撃と格闘技を融合させた“ガン・フー(ガン+カンフー)”をはじめとする超絶アクション。長回しでの撮影も多いため、アクションシーンの撮影では役者はトレーニングを重ね、エキストラや撮影カメラマンも含めてリハーサルを繰り返した上で撮影に臨んだという。
ジョン・ウィックが過剰なまでの超絶アクションを引っさげて戻ってくるシリーズ最新作『ジョン・ウィック:パラベラム』は、2019年10月4日(金)から公開
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