「強さはホンモノ。勝利は当然」 “全員バスケ”で波乱を起こすハードワーク軍団

今年のプレイオフでは波乱が起きている。イースタン・カンファレンス準決勝ミルウォーキー・バックス対マイアミ・ヒートの対戦は、リーグ1位のバックスからイースタン4位のヒートが4勝1敗で圧勝という番狂わせ。バックスは3連敗のあとかろうじて1勝をもぎ取ったが、シリーズを通してヒートが常に主導権を握っていた。

我々NBAファンからすれば衝撃の結果であったが、現地のNBAコメンテーター達は違ったようだ。ESPNの番組『The Jump』で「ヒートがバックスを倒したことは衝撃的でしたか?」とのコメントに各人がこう答えた。

ESPN/YouTube

スティーブン・A・スミス:「答えは“No”。彼らがバックスを下したことにはまったく驚きませんでした。ただ、Game5(シリーズ敗退が決定した試合)とGame4後半の戦い方には正直満足できません。ヤニスがGame4の途中に怪我で退場した時、彼らはそこで勝利を掴まなければなりませんでした。またGame5では21個ものターンオーバーを犯すなど、非常にいい加減な試合をしていました。エースのジミー・バトラーが6回のシュートチャンスしかなかったなど、色々とオフェンス面での不安要素が浮き彫りになりました。こういう試合をしているようでは、他の勝ち上がっているチームには少し劣るようにみえます。次のシリーズでトロント・ラプターズ、もしくはボストン・セルティックスを倒すにはもっと必死になる必要がありますね。ヒートがこのシリーズを通して見せてきたものには大変感銘を受けましたが、Game4の後半とGame5は全く印象に残るものではありませんでした」

マックス・ケラーマン:「最後の2試合はまさに人間の本質が見られる試合だったと思います。もし、他のチームのベストプレイヤーが抜けて相手の力が落ちたら、こちらにも緩みが出てしまう。マイアミはあの時点で自分たちの勝利を確信したのでしょう。それは理解できることです。このシリーズが始まる前に私はバックスを推していて、スティーブン、あなたはマイアミを推していた。そしてシリーズが激戦になるだろうと予想した。ただ蓋を開けてみれば、ヤニスが怪我をする前にすでに3勝を挙げ、ヒートはほとんど勝負を決めていました。実際に、彼らはこのプレイオフで“たったの一度”しか負けていない。これが素晴らしくないと言えるでしょうか。私からすればヒートはイースタンの争いから1歩抜け出しているように見えますね」

最終的にヒートに対する意見は割れたが、バックスを圧倒したことに驚きはなかったようだ。今年のヒートの強さは“ホンモノ”。ダークホースの快進撃は続いていく。

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