鬼才 ギレルモ・デル・トロ監督が新たに解釈した『ピノッキオ』

映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』(12月よりNetflixにて全世界独占配信)より、デル・トロに命を吹き込まれた主人公“ピノッキオ”の姿が初お披露目となる、物語の温かさとデル・トロらしい不可思議さが同居した壮大な予告編が解禁となった。

Netflix Japan/YouTube

本作は、児童文学の金字塔であり世界中で愛され続ける愛と悲しみの物語を、『パシフィック・リム』『シェイプ・オブ・ウォーター』などの鬼才ギレルモ・デル・トロが監督・脚本・製作を務め、新たに映像化されたストップモーション長編アニメーション映画。原作は、おもちゃ職人のゼペットじいさんに作られた“ピノッキオ”という操り人形に、愛の力で命が宿り、ピノッキオが本物の人間になりたいと願うようになっていく、愛と冒険と、悲しみの物語だ。

予告編では、ゼペットが愛する我が子を失った悲しみを癒すため、木で少年の人形を作り上げる様子から始まる。誰もが馴染みのある始まりでありながら、ユアン・マクレガー演じるセバスチャン・J・クリケットが「知ってる話だと思うかもしれない。でも違う」と語っているように、デル・トロが作品に新たな“命”を吹き込んでおり、不可思議さの中にも温かみが感じられる。

映像の後半では、純真な心を持つ何も知らないピノッキオが出会う、新たな仲間たちや数々の大冒険の一端が映し出されており、デル・トロらしいダークで幻想的なシークエンスの数々とエモーショナルな展開が垣間見える。いたずら好きでわがままなピノッキオが、この世に居場所を求めて冒険を繰り広げる姿には、“ピノッキオの物語”を知る者でさえ心を奪われるに違いない。

『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞作品賞・監督賞など4部門を受賞した鬼才デル・トロが、悲願だった製作をついに実現させた本作のボイスキャスト陣には、高い実力と人気を兼ね備えた名優が集結。ピノッキオ役を務める新人グレゴリー・マンをはじめとして、コオロギのセバスチャン・J・クリケット役は、『トレインスポッティング』『スター・ウォーズ』などのユアン・マクレガー。ゼペットじいさん役は『ハリー・ポッター』シ『ゲーム・オブ・スローンズ』のデヴィッド・ブラッドリー、さらに『ドクター・ストレンジ』のティルダ・スウィントン、『イングロリアス・バスターズ』のクリストフ・ヴァルツらアカデミー賞受賞俳優に加え、『ストレンジャー・シングス 未知の世界 4』での頼もしい活躍も記憶に新しいフィン・ヴォルフハルト、『ブルージャスミン』のケイト・ブランシェット、『パシフィック・リム』のロン・パールマンらが名を連ねている。

世代を超えて愛され、世界中の人々を今もなお虜にする物語に、新たな“命”を吹き込んだデル・トロ。2011年から本プロジェクトに取り組んできた彼は、「とにかく演技を大切にした。そして、沈黙や(通常なら)不必要なジェスチャーをアニメーションで描いた。この世界が生きていることが、感じられると思う」と語っており、余分な動きを敢えて描き出すことで、キャラクターに親近感を感じさせるなど、徹底したこだわりが詰め込まれた文字通りの“渾身作”だ。

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