称賛?意味不明?オスカー主演男優賞 ホアキン・フェニックス、約3分間の短編作品

第92回アカデミー賞で主演男優賞を受賞したばかりのホアキン・フェニックスが出演する短編映画『Guardians of Life(ガーディアンズ・オブ・ライフ)』が公開されている。

Extinction Rebellion/YouTube

環境活動家でもあるショーン・モンソンが監督を務め、気候変動対策を訴える環境団体<Extinction Rebellion(エクスティンクション・リベリオン)>と非営利団体<Amazon Watch(アマゾン・ウォッチ)>が共同製作した本作。約3分間の短編作品で、ホアキンは緊急救命室で心不全の患者を救おうとする医師を演じている。

山火事から逃げてきた患者が心肺停止に陥るが、緊急救命室で治療にあたる医療チームのメンバーは、希望を捨てずに蘇生を試みるというストーリーが描かれる。最後のシーンでは、まるで赤く燃える炭のように描かれた心臓が地球上の大陸のひとつへと変わり、森林火災に見舞われるアフリカ大陸やオーストラリア大陸などが映し出される……。隠喩的なドラマを描きながら、森林破壊や山火事などの環境問題に警鐘を鳴らしているのだ。

この作品に対して、その内容や表現などが理解しづらいという意見もある。たとえば、英紙「The Guardian(ガーディアン)」のレビューでは「Amazon WatchとExtinction Rebellionが最も緊急を要する問題についての短編を作り上げたことは称賛に値するが、意味不明だ」と評価されている。

しかし、ホアキン・フェニックスが出演することで、本作が注目を集めているのは間違いない。そういう意味では、地球環境の危機について注意喚起することに成功していると言えるだろう。

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