1月5日時点でイースタン・カンファレンス2位タイと好調なスタートを切ったアトランタ・ホークス。そのホークスを牽引するエースと言えば、NBA3年目にしてリーグの“顔”となりつつあるトレイ・ヤングだ。
ヤングはオクラホマ大からアーリーエントリーすると、2018-19シーズンにダラス・マーベリックスとのトレードを経てホークスに入団。得意の長距離シュートと抜群のハンドリングで点を取りまくる、超オフェンシブな“今どき”のガードだ。同年にドラフトされ、直後に当人同士がトレードされたマーベリックスのルカ・ドンチッチと共にリーグを席巻し、昨年は2年目ながら両者オールスターのスターターを務めるほどであった。
ドンチッチという“良好なライバル関係”を築く相手がいるなか、ヤングの頭を悩ませる同期もいる。“名門”デューク大出身、メンフィス・グリズリーズのグレイソン・アレンである。アレンはヤングと同じく長距離のシュートが得意な選手。しかし、自分でシュートチャンスをクリエイトするというよりは、フリーの状態でパスを受けてシュートを打つタイプである。そして、もう一つの得意プレイが、ヤングが頭を悩ませるタフでDirty(汚い)なディフェンスだ。
そのディフェンスは、アメリカ代表HCも務める伝説の“コーチK”ことマイク・シャシェフスキーが、デューク大時代のアレンを出場停止にしたほど。通常、自チームの選手を出場停止にすることはまずないが、シャシェフスキー自身が「あれは適切な対応だった」と振り返っているのだ。
そして今回、ついにヤングがキレた。12月27日のホークス対グリズリーズ戦。ハーフコート付近でヤングにダブルチームを仕掛けたアレンが、ドリブルで逃げていくヤングの足(シューズ)を引っ掛けるような行為をしたのだ。これに対し、ヤングはTwitterで怒りを露わにした。
「くそっ、何を見たか教えてくれないか。呆れたよ。これをやめさせてくれ」
と投稿。SNSでアレンの汚いプレイを晒し、ファンたちからの反応を誘った形だが、これに素早く反応してきたのはまさかのアレン本人だった。
「うわー、これは本当に本当に痛かったよね。ごめんなさい。無事であることを願うよ」
と異常なまでにへりくだり、優しく反応した。これはもちろん、「こんなんでいちいち騒ぐな」というアレンの冷酷な反撃だろう。また、この二人が争いになったのは今回が初めてではない。NBA入団年のサマーリーグや、昨年12月のプレシーズンゲームでも小競り合いが起こっている。同期ながら2・3段飛びでスターへの階段を駆け上がったヤングに、アレンの“嫉妬”の矛先が向かっているのは確かなようだ。
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