NBA史上最高のシュート力で“バスケットボールを変えた”と言われているゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー。このたび出版された『ステフィン・カリー 努力、努力、努力。〜自分を証明できるのは、自分だけ』(ごま書房新社)にて、カリーの愛される理由がわかる。

彼らが一緒のところを見ていると、全員一緒に入ってきたとき、まるで互いに手をつないでいるかのようにさえ見えた。(『ステフィン・カリー 努力、努力、努力。〜自分を証明できるのは、自分だけ』より引用)
と語るのは、以前ゴールデンステイト・ウォリアーズに所属していたケビン・デュラントだ。カリーと並んでNBAのトップスターであるデュラントは、2016-17シーズンからウォリアーズに移籍。その後2連覇に貢献している。そんな彼がウォリアーズに移籍を決めた理由のうちに、自身の地位を脅かしかねないデュラントを心の底から歓迎したカリーの存在もあった。その他にも“王朝”を築いたチームメイト達がウォリアーズに残る理由は、ほとんどカリーが絡んでいるそうだ。
彼らが最初に優勝した2014-15NBAファイナルのMVPに輝いたベテラン、アンドレ・イグダーラは、カリーと共にプレイしたいがためにより高額のオファーを断ってウォリアーズへ。ウォリアーズ“影の大黒柱”ドレイモンド・グリーンは「カリーとプレイすることで自分の力が発揮される」と信じてやまず、FA市場に参入することをやめた。
カリーと共に“スプラッシュ・ブラザーズ”としてチームの核となっているクレイ・トンプソンも、カリーとプレイするために金額を下げて契約を更新。そして、HCのスティーブ・カーは、シカゴ・ブルズ、ロサンゼルス・レイカーズで栄華を極めた伝説の監督フィル・ジャクソンからのオファー(ニューヨーク・ニックス)を断って、カリーをコーチしたいがためにウォリアーズに居続けている。
こうして皆を虜にするのは、カリーが人間として一緒にいたいと思わせるタイプだからだ。これだけの実力と名声を得ながら、いわゆる“スター選手”が好む特別扱いを避ける。仲間の成功を心から祈り、共に喜ぶ。チームが勝つためならどんな選手でも受け入れ、自分が2番手・3番手になることをいとわない。自分の成功ではなく、チームとしての成功を第一に考えるカリーだからこそ、より多くのファンや関係者、プレイヤーたちからの信頼を得ているのだ。
こういったカリーの人間性がどのように形成されていったのか。『ステフィン・カリー 努力、努力、努力。〜自分を証明できるのは、自分だけ』には、その理由が余すことなく記されている。
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