芸術はコロナに負けない ゲッティ美術館から『再現チャレンジ』大喜利

新型コロナウイルスの大規模な感染拡大が、世界中の国と地域で深刻な状況となる中、多くの人々が自宅待機を余儀なくされるという救いようのない状態に追い込まれているが、米・ロサンゼルスのJ・ポール・ゲティ美術館がTwitterで発信した、全世界の芸術ファンに対するチャレンジが注目を集めている。

そのチャレンジとは、多くの人に知られる名作を、身近な家庭用品などを使って自分なりに再現すること。この一風変わったお題に、世界中の芸術を愛する人々から大きな反響が巻き起こっている。

紙袋や衣類を使って再現したり、登場する女性と同じポーズで自ら被写体になって名画の世界を再現したりと、思い思いの方法でお題に応えている。現在の状況を反映したのか、心療内科で処方される抗不安薬の箱をキャンベルスープ缶の代わりに並べたものもあるし、ピート・モンドリアンの抽象画をレゴブロックで再現した作品もおもしろい。

いずれも、芸術活動に関わることの楽しさと喜びを表現しており、「芸術のパワーはコロナの脅威に負けない」と感じさせてくれる。美術館をはじめ、新型コロナウイルスの影響により、閉鎖を余儀なくされている施設は多い。「そうした状況でもできること」を提案するゲティ美術館の試みは、実に優れたアイデアだと言えるだろう。

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