アートで社会や政治心を煽るムーブメント『For Freedoms』のビルボードが日本初上陸

『For Freedoms』とは、現代美術家のハンク・ウィリス・トーマスやエリック・ゴットマンらによって2016年に結成された、アメリカ本土では超が付くほど有名で、アメリカの政治的問題をアートという視認性を介して発信されるアーティスト・コレクティヴだ。

それらの活動が一躍有名となった、社会問題や政治に関心が向くようなアートでビルボードをジャックするプロジェクトが、11月3日のアメリカ大統領選挙を前に日本へ初上陸する。

上記は、アート集団<Wide Awakes>のBMikesによる作品で、“「私たちの先祖は、私たちがどれだけのことを成し遂げ、どれだけの困難を乗り越えてきたかを喜び、見守ってくれています。」私たちは今、これまでよりもはるかに良く、安全な世界に生きています。私たちは皆、過去の世代に比べて自分たちがどれほど幸運であるかを思い出す必要があるのです。”という意味が込められている。

上記は、同様に<Wide Awakes>に属するEmily Hanako Momoharaの作品で、第二次世界大戦中のアメリカの強制収容所に監禁されている日系人の子供たちの姿を描いた作品。
“過去と現在の類似性を描き、過去の正義の誤った認識から学び、二度と繰り返さないように私たちに訴えかけています。現代の日本の人々にとって、この歴史的な出来事は、変えることのできない歴史の一章を示しています。コロナウイルスの流行により、日本人やアジア人に対する差別の脅威が世界的に増大していることは紛れもない事実です。この「Never Again is Now」は、私たちが差別に直面したとき、ただ黙っているだけではなく、その差別の目がすぐに私たちに向けられる可能性があるということ、差別を目にしたときには声を上げていかなければならないことを思い出させてくれます。”というメッセージだ。

開催場所は、数々のギャラリーを運営する「en one tokyo」が新設したインスタレーションスペース「StandBy」。

PHOTO BY SHIMIZU KEN

「StandBy」では開催期間中に『For Freedoms』関連のグッズも販売される予定で、その希少価値にも注目が集まりそうだ。

<Installation art exhibition by For Freedoms>
会期:10月30日 – 11月29日
会場:StandBy
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-1
開館時間:10:00〜19:00(無休)

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