アメリカの歴史を探求する物語 『ファーゴ』最新シーズンは、とにかく壮大なスケール

映画『ファーゴ』(1996年)を手掛けたコーエン兄弟が製作総指揮、ノア・ホーリーが脚本を務めるドラマシリーズ『FARGO/ファーゴ』。シーズンごとに設定や配役が異なるアンソロジーシリーズとなる本作のシーズン4は、2020年9月27日の21時(アメリカ現地時間)にアメリカのテレビ局「FX」でプレミア放送されたのを皮切りに、翌日からHuluでも放送されている。

クリス・ロックが主演するシーズン4は、1950年代のミズーリ州カンザスシティが舞台。イタリア系とアフリカ系の犯罪組織が争うなかで、クリス演じるアフリカ系犯罪組織のボス、ロイ・キャノンとイタリア系犯罪組織を率いるファッダ兄弟が休戦するため、お互いの息子を交換しようとする。だが、カンザスシティを牛耳るマフィアのボスが手術中に亡くなったことで事態が急変する……というストーリーが描かれることになりそうだ。

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A truce as fragile as glass. #FargoFX

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イタリア系ギャングのファッダ兄弟を演じるジェイソン・シュワルツマンとサルヴァトーレ・エスポジトのほかに、ベン・ウィショー、ウゾ・アドゥーバ、ジャック・ヒューストン、ティモシー・オリファント、アンドリュー・バード、ジェシー・バックリー、イマリ・クラッチフィールドらの出演が決定している。

主要キャストや製作スタッフがシーズン4について紹介する動画も公開された。クリス・ロックは自身が演じるロイ・キャノンという男について、「“アメリカンドリーム”を信じているかは分からないけど、十分な金があれば力を持てることを知っている」と説明し、シーズン4は「とにかく壮大なスケールで描かれる」と興奮気味に語っている。ノア・ホーリーも「キャストはシリーズ過去最大の人数になる。主な登場人物は25人ぐらいかな」と認めている。

最新シーズンでは人種や移民といったテーマが描かれることになりそうだが、ノア・ホーリーは「タイムリーな物語だ。アメリカが移民の国ならば、彼らはどのようにアメリカ人になるのかと問いかけるような…」と語り、ベン・ウィショーは「ある意味でアメリカの歴史を探求する物語だ」と表現している。

ドラマシリーズ『FARGO/ファーゴ』のシーズン4は、アメリカのテレビ局「FX」とHuluにて放送中。日本での公開も待たれるところだ。

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