“危険地帯スケートパーク” Fucking Awesome × adidas ヤバいスケーター大集合

これまで幾度もコラボを続けてきたアパレルブランド「Fucking Awesome(ファッキング オーサム)」と「adidas(アディダス)」。2022年コレクションも好評なお馴染みのコラボレーションだが、そんな両者が先日リリースした最新ビデオ『FA & Adidas’ “Hollywood Skate Jam” Video』がヤバい。

ThrasherMagazine/YouTube

ロケーションはハリウッドの一角、ゲットー地域の駐車場さながらの広場。ゴミ収集ボックスなどを配置し、グラフィティが描かれた巨大ランプやレールが雰囲気ありまくり。中でも一番目を引くのが廃車状態のパトカーを挟んだランプ。往年のクライム・ムービーに登場するようなパトカーの上を、スケーターたちがバンバン飛んでゆく。日本だったら不謹慎やらケシカランやらを理由にまずありえない光景だろう。オリンピック競技になるはるか前の、デンジャラスだった黎明期のスケートボードが、スケールアップして還ってきたかのようだ。

しかし一番ありえないのは、登場するスケーターたちの豪華さだ。「Vans(ヴァンズ)」のリーダー Elijah Berle(イライジャ・バール)を始め、Tayler Kirby(テイラー・カービィ)、Tyson Peterson(タイラー・ピーターソン)、Grant Taylor(グラント・テイラー)などなど、ベテラン・トップスケーターたちが登場し、それぞれ大技を決めてゆく光景は圧巻だ。点数を意識した競技ではなく、ただただ好きに滑ってはメイクする様に観衆もどんどんヒートアップしてゆく。派手な転倒やリスク回避目的での見事なベイルにも喝采が上がるあたりは、まさにストリートのスケートという感じだ。

コメント欄にも「ちゃんとしたスポンサーついてる上でこのカオスっぷりってのが最高」「80’sのスケート・ジャム復活って感じだな。ただ昔よりよほどスゴイけど」「伝説の1日だね」などなどエキサイトしたウォッチャーの声が集まっている。

とにかく派手なシーンの連続だが、中でもビデオの最後のカービィの特大360は圧巻。大歓声が上がり、盛り上がりすぎたせいかいつの間にかパトカーが発火。「ヤバいやばい!」と叫び声が聞こえるが、確かに「これスポンサー大丈夫か?」と心配になるカオスっぷり。しかし心配ご無用、Fucking Awesome&adidasの2022コラボコレクションのスニーカーなどはすでにソールドアウトしており、売上も好調のようだ。

そもそもスケートボードなんてお行儀よい遊びでもなんでもなかったわけで、点数がつこうがつかまいが、スケーターたちは危険を承知でトリックや大技に挑みながら競技を開拓してきたのである。何もメダルのためにやっていたわけではない。カッコイイからやっていたのである。そんなことを思い出させる『Hollywood Skate Jam』なのだった。

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