エミネム、若手ラッパーも全部チェックする 気になったヤツは?

エミネムがキング・クロケッドの番組『Crook’s Corner』に出演。全米アルバム・チャート<Billboard 200>で10作連続初登場1位という前人未踏の新記録を達成した最新アルバム『Music To Be Murdered By』のリリース以降初めてのインタビューとなる。お互いをリスペクトするラッパー同士だからこそ話せるディープなトークは、いま世間を騒がせる新進気鋭のラッパーたちにも及んだ。

Hitmaker Music & Playlists/YouTube

キング:新しい音楽はどう聴いてるわけ? 気になるヤツがいたら芋づる式に掘ってく感じ?

エミネム:昔からの習慣なんだけどさ、土曜日とかでその日の仕事がなかったりすると、一日かけてその時出てる新しいのを全部聴くんだよ。全部チェックする。言葉通り全部だよ。

キング:すげえな! よう、今の聴いたか? これから何かリリースする連中はそのつもりでいた方がいいぜ。目光らせてるからな。

これだけのキャリアを築いてもなお、おごることなく常に新しいものを探求しているエミネムは、まずケンドリック・ラマーについて“出てきた最初から凄かった”と称賛すると、“新しいのは全部チェックしてる”と前置きしてダベイビーについても触れた。

エミネム:新しいフロウ・パターンとか、とにかくチェックしてるんだけど、ダベイビーとかのライムは最後がどこに着地するか予想がつかない。君とロイス・ダ・ファイブ・ナインもそうだ。本当に面白いよ。ケンドリックとやったやつなんかも、どこに行き着くか全くわからなかった。ヤツはあまりにスキルがあるもんだから、実際どんなスタイルだってやれちまう。まるでカメレオンみたいだよ。あいつの実力は本当にすごい。俺が思う本物のリリシストってのはそういうもので、最終的にどれほどのモノが出てくるかなんて想像もつかない。

キング:君に関しても全く同じだと思うよ。君のラップが高くしたハードルにくらいつこうとして、共演するヤツはみんな、自己ベストなパフォーマンスを見せてるように俺は思うね。

これを受けてエミネムは「それはあるかもね」と認め、それでも「自分はまだ学びの途中」と説明する。

エミネム:このラップっていうアートをマスターしたとは全然思わないさ。いつだって新しいフロウ・パターンを考えたり、もっとうまくなろう、もっとすごいラップをやってやろうって思ってる。

昨年急死したジュース・ワールドについても、「フリースタイルっていろいろな技とかやり方があるだろ。前もって用意したラインがあったり、あるいはその場でひらめいたり。そんな中でヤツのフリースタイルはすごい。あの若さであれだけの技術を身につけていたのは驚異的だった。あの子が持ってた可能性とポテンシャルは半端なかっただけに、残念だよ」と、その才能を惜しんだ。

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