挑発、激しいファウル、メンタルをフルボッコ… コービー、試合中に“恐怖の実地テスト”

新型コロナウイルスの影響によりシーズンがストップしてしまったNBA。普段であればプレイオフに向けた熱い戦いが行われているこの時期だからこそ、選手たちはファンとの交流を積極的に行なっているようだ。ドラフトから17年が経ち、すっかり大ベテランとなったカーメロ・アンソニーと、昨シーズン引退したドウェイン・ウェイドの2003年ドラフトコンビが、先日Instagramでライブ配信を行った。

ワインを飲みながら、リラックスした状況で思い出を振り返っていく2人。同期入団・親友同士だからこそのエピソードや、それぞれのキャリアについての話に花が咲いた。そんななか、ウェイドがふと切り出したのは今は亡きコービー・ブライアントとの思い出エピソード。すると、すぐさまカーメロがコービーに認めてもらった時の話をしてくれた。

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“初めて試合をする相手って、どんな風に絡んでいいかわからないだろ? 握手を求めてくる奴なのか、対戦相手とは話したくない奴なのかわからないからさ。コービーの場合はダップ(※握手や拳の突き合わせを組み合わせた挨拶のこと)してきたんだ。そして、俺にこう言った。『4Qになったら俺がディフェンスしてやる』ってね。

『なんで最初から俺に付かないんだ?』と思ったけどゲームは進んでいき、ついに第4Qが訪れた。そして、コービーは「言ったよな? いくぞ! みんなが見たいものを見せてやる」って言って、俺にファウルしてきたり、のし掛かってきたり凄かったよ。それで俺も激しくファウルし返したら、トラッシュトークになったんだ。

その次の瞬間、コービーは俺の襟足を触って「落ち着けよ弟」って言ってきた。俺は急に『弟』になってたんだ。

試合が終わった後、コービーは俺のところに来て『お前を認めるよ』って。俺はワケがわからず、『何のことを言ってるんだ?』って返したら、『いや、お前は引き下がらなかった。俺はお前がテストに耐えられるか確認したかったんだ』って言ったんだよ。俺は知らない間にコービーにテストされて、受かってたんだ(笑)”

こうして、コービーに認められたカーメロは順調にスーパースターの階段を登りつめていった。繊細なシュートタッチとは裏腹に、相手が誰であれインサイドで身体をぶつけていくプレイを得意としたカーメロ。そんな彼のフィジカルとメンタルは、コービーのテストによって鍛えられたのかもしれない。

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